営業マン、指南書は原点に還ること/喜田 真弓
この3月でアシストは創業40年を迎える。アメリカ人、ビル・トッテンが市場調査のためにやってきて、これからの日本は既製のコンピュータ・ソフトウェアの大きな市場になるという可能性を見出して起業してからまさにそのとおりとなり、40年間日本企業のためにビジネス・ソフトウェアを提供してきた。
【企業理念である『哲学と信念』に立ち返る営業マン】
株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 営業統括部 土谷 信次
― 1993年、当時アシストのグループ会社であった株式会社エー・シー・エーへ中途入社。メインフレーム・コンピュータの営業を担当し、以来営業一筋。2001年には仙台へ異動し、東北営業所の立上げにも参画する。現在はシステムソフトウェア事業部勤務。
創業者であるトッテンは今年、会長に退き、長年トッテンの片腕となって営業と経営に携わってきた大塚辰男が社長に就任した。創業者の後を引き継ぐのは生半可なプレッシャーではない。ましてやカリスマ性があるうえに、理屈だけでなく誰よりも率先して実践するリーダーの後任である。大塚は、まずは基本理念を全社に浸透させるプロジェクトに着手した。
基本理念とは、創業して最初の10年が過ぎた時に作られた「哲学と信念」という文書である。
それはトッテンが、会社の可能性、哲学、歴史、価値観、基本的な信念、目標を社員に示すためにドラフトを作り、それを役員たちと再び議論したあと、全社員にも読ませて意見を組み入れ、編集し直してできあがった企業理念である。これを全社員にもう一度読ませることで改めて社員一人ひとりにそのマインドを根付かせる、「みんなの哲信」というプロジェクトだ。
しかしこのプロジェクトが立ち上がる以前から、「哲学と信念」を読み返すことを習慣としている営業マンが土谷である。
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【企業理念である『哲学と信念』に立ち返る営業マン】
株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 営業統括部 土谷 信次
― 1993年、当時アシストのグループ会社であった株式会社エー・シー・エーへ中途入社。メインフレーム・コンピュータの営業を担当し、以来営業一筋。2001年には仙台へ異動し、東北営業所の立上げにも参画する。現在はシステムソフトウェア事業部勤務。
基本理念とは、創業して最初の10年が過ぎた時に作られた「哲学と信念」という文書である。
それはトッテンが、会社の可能性、哲学、歴史、価値観、基本的な信念、目標を社員に示すためにドラフトを作り、それを役員たちと再び議論したあと、全社員にも読ませて意見を組み入れ、編集し直してできあがった企業理念である。これを全社員にもう一度読ませることで改めて社員一人ひとりにそのマインドを根付かせる、「みんなの哲信」というプロジェクトだ。
しかしこのプロジェクトが立ち上がる以前から、「哲学と信念」を読み返すことを習慣としている営業マンが土谷である。
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