結果を残してから理念を叫ぼう。/寺西 隆行
「うちの企業はここが問題だ!」
「もっと社会貢献ができるような企業に生まれ変わるべき!」
想うのは構いません。前向きに語るのも構いません。
でも、自分が属している企業が、自分の考える「べき論」通りの動き方をしていない場合に、企業や、一緒に働く周りを責めるのは、全く持って違います。
自戒を込めて。
企業人で、自らの考えている「べき論」=自分の主観という閉じた世界の中での「理念」=が否定されたときに
・企業に愚痴を言う
(「うちの企業は社会貢献が目的じゃなかったのか!」パターン)
・他の人に愚痴を言う
(「管理職がいくらいっても動いてくれない」パターン)
などとなる企業人は、たいがい、使い物になりません。
人間の理念を突き詰めると、ほとんどの人が「誰かのために役立つ人物(および企業)であるべき」とか、「(法律に違反する、という意味で)悪いことをしてはいけない」とかに行き着くはずです。
そんなの「アタリマエ」ですよね。
じゃ、「アタリマエ」の想いを盾にして、自ら行使したいと思っているすべての企業活動が正当化されるでしょうか?
…そんなわけないですよね。
「自分の提案は法律違反ではない!だからやらないのはおかしい!」
…おいおい、って、誰しも思うでしょう。
自分の提案が企業の中で通らない場合、その人の考える理念(=誰しも共通に思っていそうな「かくあるべき」という思い)を根拠にして、声高に愚痴を言ったり文句をいったりする(ましてや陰で言う/わかる人にだけ言う)人は、誤解を恐れずに言えば、「バカ」です。
組織の抱えている課題を、組織を通じて解決する手法を生み出せない言い訳を、別のところに求めているだけですから。
#自分自身がそうなっちゃいけない、という強い想いの裏返しとして、あえて「バカ」と使っています。
組織の課題を認識していて、動かない組織を歯がゆく思うだけの「理念持ちの人」であれば、問題ないんですよ。
続きはこちら
「もっと社会貢献ができるような企業に生まれ変わるべき!」
想うのは構いません。前向きに語るのも構いません。
でも、自分が属している企業が、自分の考える「べき論」通りの動き方をしていない場合に、企業や、一緒に働く周りを責めるのは、全く持って違います。
自戒を込めて。
企業人で、自らの考えている「べき論」=自分の主観という閉じた世界の中での「理念」=が否定されたときに
(「うちの企業は社会貢献が目的じゃなかったのか!」パターン)
・他の人に愚痴を言う
(「管理職がいくらいっても動いてくれない」パターン)
などとなる企業人は、たいがい、使い物になりません。
人間の理念を突き詰めると、ほとんどの人が「誰かのために役立つ人物(および企業)であるべき」とか、「(法律に違反する、という意味で)悪いことをしてはいけない」とかに行き着くはずです。
そんなの「アタリマエ」ですよね。
じゃ、「アタリマエ」の想いを盾にして、自ら行使したいと思っているすべての企業活動が正当化されるでしょうか?
…そんなわけないですよね。
「自分の提案は法律違反ではない!だからやらないのはおかしい!」
…おいおい、って、誰しも思うでしょう。
自分の提案が企業の中で通らない場合、その人の考える理念(=誰しも共通に思っていそうな「かくあるべき」という思い)を根拠にして、声高に愚痴を言ったり文句をいったりする(ましてや陰で言う/わかる人にだけ言う)人は、誤解を恐れずに言えば、「バカ」です。
組織の抱えている課題を、組織を通じて解決する手法を生み出せない言い訳を、別のところに求めているだけですから。
#自分自身がそうなっちゃいけない、という強い想いの裏返しとして、あえて「バカ」と使っています。
組織の課題を認識していて、動かない組織を歯がゆく思うだけの「理念持ちの人」であれば、問題ないんですよ。
続きはこちら