Adobe、CS関連製品の次期バージョンからのアップグレードポリシーを変更

2011年11月11日 12時4分

アドビシステムズ株式会社は、「Adobe Creative Suite」および各CS関連製品のバッケージ版/ライセンス版のアップグレードポリシーを改定する。これは、月払い方式で提供され、契約中のアップグレード費用なしに最新版の全CS製品を利用できる「Adobe Creative Cloud」の価格が米国で発表されたことに伴うもので、改定は次期バージョンの発売時より適用される。

新たなアップグレードポリシーによって、現在では過去主要3バージョンまでとなっているアップグレード元の対象が直近1バージョンまでに変更。それ以前のバージョンはアップグレード対象外となり、最新版の導入の際には、通常の製品版を購入するか、「Adobe Creative Cloud」を選択することとなる。

対象外の製品から次期CS製品へのアップグレードは不可となるが、店頭販売されているCS5/CS5.5製品へのアップグレードは可能。ただし、在庫がなくなり次第終了となる。なお、変更が適用される製品には「Adobe Creative Suite Master Collection」をはじめとする各コレクションのほか、InDesign/Photoshop/Illustratorなどの単体製品も含まれている。該当するラインナップなどの詳細は同社Webサイトのサポートページにて確認が可能。