“ぽっちゃりモデル”体重70キロのアジアン馬場園 女性読者から熱烈コール
これまで3回、“ぽっちゃりモデル”として誌面に登場。「その着やせ企画。読者からの反響が大きかった」と関係者。OLファッション雑誌『Steady.』を発行する株式会社宝島社は6日、ぽっちゃり体型のお笑い芸人、アジアン・馬場園梓(ばばぞの あずさ、30歳)を専属モデルに起用すると発表。都内にある同誌の撮影現場で、会見が行われた。
(少し、躊躇しながら数字を発表)「身長156センチ、体重70キロ、バスト104ぐらい。ウエスト90、ヒップ100センチです」
「だから、ちょっとだけ、クビれているんです(笑)」
2006年に創刊した雑誌『Steady.(ステディ.)』。創刊した当時は12万部でスタートを切り、現在は29万部の発行部数となっている。日本ABC協会が発表したレポートによると、2010年・下半期(7月〜12月)の発売部数。全雑誌の中で最も高い伸び率(前年同期比177%)を示した、と発表している。
会見での冒頭。倉田未奈子編集長が挨拶に立ち、同誌の勢いを説明した。「読者ニーズを意識した付録に関心が及んでいることに加え、中身では、お悩み解決企画が読者に支持されている」と明かした。具体的には「身長150cm台の女の子のスタイルUP講座や、足の形で分けて編集した“痛くない”パンプス選びなどに評価を頂いている。その中でも特に“着やせ企画”が人気」と押し上げとなったポイントを例にあげていた。
読者の意識調査に力を注いでいる同誌。その着やせ企画について、見直しを図ったと言う。
「着やせ企画の従来。キレイで痩せているモデルが、着こなし術を見本としていた。読者の方から『もともと痩せているから良く見えるだけ。あまり参考にならない』というご意見を頂いた。この声を重視したそうだ。
「リアリティが無いのを打開したいと思っていたところ。テレビでアジアン・馬場園さんを見た。ぽっちゃり企画に打ってつけ。また、(フェイス部分が)可愛らしいところがあるので、誌面栄えしそう」と登場してもらった経緯を明らかにした。
勢力図は、ぽっちゃりモデルで変化。
先輩モデルの三枝こころ「先を越されて、ちょっと悔しい」とストレート発言
駆け出しモデルの馬場園に対し、先輩モデルの美優(写真中央、身長170cm)と三枝こころ(写真右、身長167cm)が花束を持って、初対面の挨拶を交わした。
「steady.モデルの美優です。専属モデルになられたということで、おめでとうございます。勝手にですけど、ライバルだと思っています」とニッコリした表情で挨拶。
三枝こころは、「専属モデル、就任おめでとうございます。実際にお会いしての感想なのですが、お肌が透き通って見えて、めちゃキレイ。ビックリしています。秘かに専属モデルを狙っていたので、馬場園さんに、先を越されて、ちょっと悔しいです。でも、撮影現場でお会いしたら仲良く、一緒に頑張りたいと思います。楽しみにしています」と馬場園への祝福メッセージと迎え入れた際の気持ちをストレートに述べていた。
同誌にとって芸能人モデルの登場。レギュラー起用はあったものの、専属モデルとしてのオファーを馬場園に対し、初めて出した。「ぽっちゃりした芸人さんが登場する企画が、他誌でもチラホラ見受けられるようになった。この方向性を先駆けた当社としては、さらに深みをもたせたい。また、広げていきたい狙いがある」(倉田編集長)。そしてこの度、数あるファッション誌の中でも史上初。芸人と専属モデル、二足のわらじを履く運びとなった。
相方の隅田美保も専属モデル就任を祝って、会場に。報道陣からの質問に対し、一緒に答えていた。
(会場いる女性スタッフから『やさしい。やさしいですね』の声が飛び交う)
(会場じゅう、大笑い)
(会場から、クスクス笑い)
(左の写真)アジアン・隅田美保「今日の髪型、(AKB48の)篠田麻里子ちゃんをイメージしてきた」と冗談。大きな笑いを取っていた
10月号(9月7日発売)。「馬場園の着やせ着まわし」のページより
■着やせ企画に対し、編集部に寄せられた読者の声(一部を紹介)
・ぽっちゃりでもオシャレできるって勇気をもらいました。Steady.を作ってる全ての人にありがとうって言いたいです!(茨城県、1988年生まれ。職業:医療関連)
・お悩み解決コーデは、やっぱりスタイルが良いモデルさんではなく、その悩みを持った人が着たほうが説得力があると思うので。次号の馬場園さんの着やせ特集も楽しみにしています!!(北海道、1987年生まれ。職業:金融)
・付録が他誌よりも断然カワイイと思って買いましたが、中身も充実していて、本当に買って良かったと思います!!来月の付録もカワイイし、ぽっちゃりでも着やせできるコーデ特集が気になるので、来月号も購入しようと思います!!!(熊本県、1989年生まれ。職業:医療関連)
・馬場園さん、マジ神!!他にもぽっちゃり芸人さんがでてくれたら面白いのにな〜♪(高知県、1986年生まれ。職業:メーカー)
・ぜひぜひ馬場園さんの着やせ特集は毎号載せて欲しいです☆どの雑誌を見ても細いモデルさんしかいないので、太めな人でもカワイイ服が着れるという参考になります(青森県、1978年生まれ。職業:サービス業)
・馬場園さんの着やせ特集は、とっても参考になりました。通常のモデルさんより比較効果明らかだし、『見て楽しむ』ではなく、『本当に勉強になる』と思いました(埼玉県、1982年生まれ。職業:IT関係)
・参考になるけど、馬場園さんは太りすぎなので、馬場園さんとモデルさんの中間ぐらいの人で“着やせ”を見たい(千葉県、1988年生まれ。職業:金融)
(少し、躊躇しながら数字を発表)「身長156センチ、体重70キロ、バスト104ぐらい。ウエスト90、ヒップ100センチです」
「だから、ちょっとだけ、クビれているんです(笑)」
2006年に創刊した雑誌『Steady.(ステディ.)』。創刊した当時は12万部でスタートを切り、現在は29万部の発行部数となっている。日本ABC協会が発表したレポートによると、2010年・下半期(7月〜12月)の発売部数。全雑誌の中で最も高い伸び率(前年同期比177%)を示した、と発表している。
会見での冒頭。倉田未奈子編集長が挨拶に立ち、同誌の勢いを説明した。「読者ニーズを意識した付録に関心が及んでいることに加え、中身では、お悩み解決企画が読者に支持されている」と明かした。具体的には「身長150cm台の女の子のスタイルUP講座や、足の形で分けて編集した“痛くない”パンプス選びなどに評価を頂いている。その中でも特に“着やせ企画”が人気」と押し上げとなったポイントを例にあげていた。
読者の意識調査に力を注いでいる同誌。その着やせ企画について、見直しを図ったと言う。
「着やせ企画の従来。キレイで痩せているモデルが、着こなし術を見本としていた。読者の方から『もともと痩せているから良く見えるだけ。あまり参考にならない』というご意見を頂いた。この声を重視したそうだ。
「リアリティが無いのを打開したいと思っていたところ。テレビでアジアン・馬場園さんを見た。ぽっちゃり企画に打ってつけ。また、(フェイス部分が)可愛らしいところがあるので、誌面栄えしそう」と登場してもらった経緯を明らかにした。
勢力図は、ぽっちゃりモデルで変化。
先輩モデルの三枝こころ「先を越されて、ちょっと悔しい」とストレート発言
駆け出しモデルの馬場園に対し、先輩モデルの美優(写真中央、身長170cm)と三枝こころ(写真右、身長167cm)が花束を持って、初対面の挨拶を交わした。
「steady.モデルの美優です。専属モデルになられたということで、おめでとうございます。勝手にですけど、ライバルだと思っています」とニッコリした表情で挨拶。
三枝こころは、「専属モデル、就任おめでとうございます。実際にお会いしての感想なのですが、お肌が透き通って見えて、めちゃキレイ。ビックリしています。秘かに専属モデルを狙っていたので、馬場園さんに、先を越されて、ちょっと悔しいです。でも、撮影現場でお会いしたら仲良く、一緒に頑張りたいと思います。楽しみにしています」と馬場園への祝福メッセージと迎え入れた際の気持ちをストレートに述べていた。
同誌にとって芸能人モデルの登場。レギュラー起用はあったものの、専属モデルとしてのオファーを馬場園に対し、初めて出した。「ぽっちゃりした芸人さんが登場する企画が、他誌でもチラホラ見受けられるようになった。この方向性を先駆けた当社としては、さらに深みをもたせたい。また、広げていきたい狙いがある」(倉田編集長)。そしてこの度、数あるファッション誌の中でも史上初。芸人と専属モデル、二足のわらじを履く運びとなった。
相方の隅田美保も専属モデル就任を祝って、会場に。報道陣からの質問に対し、一緒に答えていた。
――会見の席に座って、今の心境を教えてください
馬場園梓(以下、馬場園):「今は30歳。3歳の頃からずっと太っている。肥満児として、生きてきました。今、この会見に出席していても、ドッキリ企画じゃないかと、思わず隠しカメラを探してしまいます」――オシャレすることにはもともと、関心があった?
馬場園:「養成所のNSC(吉本興業による芸人やタレントの養成所)で、今の相方である隅田美保さんに出会いました。彼女の生き方をそばで見て、自信を持つことが大事だと思いました。個性的なお顔だちをしていらっしゃるにも関わらず、すごく自信を持っておられる。私は、もともとから太っていて、引っ込み思案。黒い服ばかり着ていて、極力目立たないようにしていました。でも、隅田さんに出会ってから、自信を持つことが大切だと気づかされて、オシャレを楽しむようになりました。でも、太っているのはどうしようもなく、やけくそ気味でした(笑)」――ぽっちゃりモデルとして、誌面に3回登場した。気持ちの変化は?
馬場園:「企画に参加させてもらって、やけくそ気味だったのが、オシャレに関して少し自信に変わってきた。(会場から『おーっ』と、反応の声が大きくなった)太っていても、全然イイんだと思った。ぽっちゃりでも、いかに愛されるように着飾るか。編集部の人たちから、いろいろと教えてもらいました。モテファッションというより、愛されるファッション。自分で言うのもアレですが、理想とするところです。本当に生きていて良かったと、今、思っています(笑)」――今日、まとめてきたファッション。ポイントは?
馬場園:「黒のブーツで全体の印象を引き締めています。その中でも、愛らしさの部分は忘れずに。花柄や水玉使いの衣装で、可愛らしくまとめています。細かいところで言うと、デコルテの部分もざっくりと空いたものをチョイス。丈の長さ(膝のちょうど真上ぐらい)を見極めて、足が太く見えないシルエットに気をつけています。あと、ブーツで太いふくらはぎをわざと隠しています(笑)。印象が強くなる部分としては、顔のライン。髪の毛のボリュームで、上手く誤魔化しています(笑)。全て、計算づくのファッションでございます」――ポージングの勉強はされていますか?
馬場園:「はい、いろんな雑誌を見て勉強しています。加藤夏希さんとか…」――モデル活動。目標は?
馬場園:「たいへん、おこがましいところなのですが…。表紙モデルになりたい。格上のモデルの方々がお忙しいと思うので、おこぼれ的に」――専属モデルに決定。体型維持のために取り組んでいることは?
馬場園:「これまでどおりです。楽しく生きることがモットー。好きなとき、好きな量のカラ揚げを食べております。多いときで、週に5日。カラ揚げが大好きです」――付き合っている彼(お笑いコンビ・Wエンジンのチャンカワイと交際中とのこと)の反応は?
馬場園:「喜んでくれていますね。(掲載されている)雑誌を自腹で買ってくれています。『私が持っている雑誌を見せてあげるから』と言うてんねんけど…。『自分用に欲しいから』と言ってくれています。おウチに飾ってくれていると思います。連載されているので、毎月買ってくれるはずです」(会場いる女性スタッフから『やさしい。やさしいですね』の声が飛び交う)
――差し支えなければ、身長・体重、スリーサイズを教えてください
馬場園:「エ〜ッ。スリーサイズもですか?はい、わかりました。(少し、躊躇しながら)身長156センチ、体重70キロ、バスト104ぐらい。ウエスト90、ヒップ100センチです。だから、ちょっとだけ、クビれているんです」(会場じゅう、大笑い)
――以前、ダイエットに成功されていたと思うのですが…
馬場園:「はい、そうですね。今は、思う存分リバウンドしています」(会場から、クスクス笑い)
(左の写真)アジアン・隅田美保「今日の髪型、(AKB48の)篠田麻里子ちゃんをイメージしてきた」と冗談。大きな笑いを取っていた
――相方の隅田さん。祝福の気持ちがあるとは思うのですが…。本音をズバリ教えてください
隅田美保(以下、隅田):「ちくしょうしかないです!(会場じゅう、大笑い)。誰を差し置いて、いっとんねん。なんでやねん〜と、思うてます」――相方の隅田さん。コンビ内の格差などは感じていますか?
隅田:「完全に吉本のイジメやと、思うてます」10月号(9月7日発売)。「馬場園の着やせ着まわし」のページより
■着やせ企画に対し、編集部に寄せられた読者の声(一部を紹介)
・ぽっちゃりでもオシャレできるって勇気をもらいました。Steady.を作ってる全ての人にありがとうって言いたいです!(茨城県、1988年生まれ。職業:医療関連)
・お悩み解決コーデは、やっぱりスタイルが良いモデルさんではなく、その悩みを持った人が着たほうが説得力があると思うので。次号の馬場園さんの着やせ特集も楽しみにしています!!(北海道、1987年生まれ。職業:金融)
・付録が他誌よりも断然カワイイと思って買いましたが、中身も充実していて、本当に買って良かったと思います!!来月の付録もカワイイし、ぽっちゃりでも着やせできるコーデ特集が気になるので、来月号も購入しようと思います!!!(熊本県、1989年生まれ。職業:医療関連)
・馬場園さん、マジ神!!他にもぽっちゃり芸人さんがでてくれたら面白いのにな〜♪(高知県、1986年生まれ。職業:メーカー)
・ぜひぜひ馬場園さんの着やせ特集は毎号載せて欲しいです☆どの雑誌を見ても細いモデルさんしかいないので、太めな人でもカワイイ服が着れるという参考になります(青森県、1978年生まれ。職業:サービス業)
・馬場園さんの着やせ特集は、とっても参考になりました。通常のモデルさんより比較効果明らかだし、『見て楽しむ』ではなく、『本当に勉強になる』と思いました(埼玉県、1982年生まれ。職業:IT関係)
・参考になるけど、馬場園さんは太りすぎなので、馬場園さんとモデルさんの中間ぐらいの人で“着やせ”を見たい(千葉県、1988年生まれ。職業:金融)