KDL-32EX420



家電チャンネルでは最新の売れ筋商品の情報をお届けしている。24日の地上アナログ放送終了を目前に控え、販売店の予想をはるかに超える駆け込み需要が、特に32型以下の薄型テレビに生じている。GfK Japanによると、6月の薄型テレビ販売台数は前年同月比2.5倍、台数にして約300万台に達した。7月に入っても増加傾向が続いており、月間で400万台に達する可能性を予測している。エコポイントなどの特典がまったくなかった時期の販売台数は年間約1千万台というから、現在の売れ行きはただものではない。


■8月納品になりそうな人気機種は
32型では、Youtube、Skype、Twitterのスムーズな利用はもちろん、音楽検索「TrackID」などインターネット機能が評判のソニーKDL-32EX420を、ポイント分差し引いて4万円前後。また値段の割に視野角が広く、引き締まった黒など、画質の良さが人気のパナソニックTH-L32C3を3万3000円前後。さらに19 型では、充実した「おはようタイマー」が人気のシャープLC-19K5を2万円前後で販売している都内の家電量販店では、納品が8月上旬以降になると顧客に案内している状態だ。

一方、地デジ以降後の需要減少も見込まれるため、各メーカーは増産には慎重だ。地震速報など、情報収集のインフラとして欠かせなくなったテレビを、途切れることなく視聴する作戦がいくつかある。上記の人気機種でも、多少価格を妥協して在庫のある販売店を探してみたり、海外ブランドも選択肢に加える、または市場全体に勢いのあるうちに上級機種を狙う、などが考えられる。


■関連記事
「寝落ち」OK!1人暮らしにぴったり7種類のおはようタイマー付きAQUOS
寝室で地デジを楽しむのにぴったり―シャープ AQUOS LC-32E8
4万円を切った! 液晶テレビNo1をレグザが奪取
約4万円で「全部入り」!320GB外付けハードディスク・ダブルチューナーつき約32型液晶TVが登場
エアボードの再来? 東芝に続き、シャープもバッテリー内蔵の液晶テレビを発売


(MIYUKI KOMATSU)


■関連記事
【扇風機特集】LEDライトやラジオに加えて蚊取り機能まで!必須が詰まった扇風機が発売
ボーナスの使い道は貯蓄!?経済活性化をリードするのはバブル世代
省エネCPUで節電デスクトップを組み上げる【デジ通】
タッチパネルが苦手な人もこれで大丈夫!iPhone用のスライド式キーボードが発売【売れ筋紹介】
【話題】インターネットテレビが定番になる? 米ディスプレイサーチが予測