美容室Shampooに学ぶ、低価格・最適プロセスの設計法/金森 努
美容室・田谷の低価格店「Shampoo(シャンプー)」は顧客が自分で髪を整えるセルフブローならカット料金が1900円。美容師によるブロー仕上げでも2400円という低価格が売り物だ。そのShampooが「自動受付機」を導入するという。その狙いはどこにあるのだろうか。
4月13日付・日経MJに「美容室の田谷 低価格店に自動受付機」という記事が掲載された。「来店客が画面上でカットなど希望するメニュー内容を打ち込むと、案内時間をメールで知らせるなどのサービスが受けられる」という仕様だ。5月から本格導入・夏までに全国32店舗に広げるという。
美容業界(美容サロン)ではなく理容業界(床屋)で低価格の代名詞といえば「QBハウス」をまず思い出すだろう。つり銭なし、きっちりと代金の千円札を客に用意させ、来店順に手の空いた理容師の待つ席に座ってチケットを購入して髪を切る。洗髪・顔剃りなしが基本の極限まで簡素化されたサービスが特徴だ。
2010年4月11日付・日経MJコラム「底流を読む」にQBハウスに関する以下のような記述がある。
「理美容の業界には「“10分1000円の法則”がある。10分あたりの料金設定の目安であり、このラインを下回ればそれだけ価格競争が激しいことになる。(QBハウスは)割安感を前面に出してはいるが、料金設定はこの法則に則っている」。
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4月13日付・日経MJに「美容室の田谷 低価格店に自動受付機」という記事が掲載された。「来店客が画面上でカットなど希望するメニュー内容を打ち込むと、案内時間をメールで知らせるなどのサービスが受けられる」という仕様だ。5月から本格導入・夏までに全国32店舗に広げるという。
2010年4月11日付・日経MJコラム「底流を読む」にQBハウスに関する以下のような記述がある。
「理美容の業界には「“10分1000円の法則”がある。10分あたりの料金設定の目安であり、このラインを下回ればそれだけ価格競争が激しいことになる。(QBハウスは)割安感を前面に出してはいるが、料金設定はこの法則に則っている」。
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