昨年末からタイガーマスクの主人公である伊達直人名義で施設や
児童相談所にランドセルなどの物品を寄付する方が増えています。
このような活動を「タイガーマスク運動」というそうです・・・

昨年末からタイガーマスクの主人公である伊達直人名義で施設や
児童相談所にランドセルなどの物品を寄付する方が増えています。
このような活動を「タイガーマスク運動」というそうです。

私の世代はタイガーマスク世代です。
子供の頃のヒーローはジャイアント馬場、アントニオ猪木であり、小学校ではいつもプロレスごっこをしていた世代です。
それもあるのでしょうか、今回の伊達直人騒ぎには共感を覚えます。
また日本人は寄付とか、寄進の文化があまり普及していないと思いますが、無理をしない新しい寄付の形として定着していくようにも感じます。

私はこのような寄付行為が増えていることと最近の個人の買い物の動向にはつながりがあると考えています。

昨年はエコポイント制度の影響もあり、自動車、家電の消費が一時的に増えました。しかし、どうでしょうか?
皆さんは今何か欲しいものありますか?
昔のようにお金を貯めてまで買いたいものってありますか?
私は・・正直何も思い浮かびません。
確かに購入のために大きなお金が必要な家位は思い浮かびますが、車?走ればいいや、エコだったら余計いいかも、テレビ?映らなくなるらしいから買わなきゃいけないから買うか。
同感ではないでしょうか?
昨年の11月にエコポイントの駆け込み需要で量販店には客が大勢おしかけ、大混乱になりました。
これは皆が「楽しんで消費していない」証拠ではないでしょうか?
これは以前ほど、消費によってもたらされる満足感やワクワク感がなくなってきているからなのです。

一方多くの伊達直人さんの寄付は何らかの形で世の中の役に立っています。
「人の役に立つ」寄付は消費ではありませんが有効なお金の使いです。

続きはこちら