消火栓の蓋を取り上げてみます

写真拡大 (全9枚)

さて今回はマンホール蓋界の一大勢力である消火栓の蓋を取り上げてみます。

なぜ消火栓蓋の蓋は派手なのか?


消火栓は、放水ホースと接続し上水道の水を使って火事を消火するための重要な設備です。
屋外に設置されている地下式消火栓や、地上に管をたてたタイプの地上式消火栓があります。

地上式消火栓の例 山中湖村の地上式消火栓(2008年12月撮影)

地下式消火栓の蓋は、その特徴の一つとして、色に特徴があるのです。
水道関係のマンホールの蓋は基本は色なしで、一部の蓋で色がついているのが原則ですが、消火栓の蓋は基本は色つきで、まれに色なしの蓋があるんです。
特にオレンジと赤色の派手なデザインの物が多く遠くからでもわかります。蓋が派手なだけではすまず、周りを線で囲んでいることも多いですね。理由は簡単で目立つ必要があるのです。

宮代町の消火栓の蓋 公道に配置され周りをオレンジのラインで囲んだ典型的な地下式消火栓の蓋(2010年9月撮影)

その形状から上にものを置けない地上式消火栓と違い、自動車や物を置かれないように、その存在をだれが見ても見落とさないように地面に誇示しているのです。

デザインも豊富です!


水道関係の蓋と同じように、消火栓の蓋も様々なデザインがあります。
ただし、あまりこっていない自治体も多く違うのは、市町村章だけという蓋も多いんです。

まずはこの蓋をみていただきましょう。

裾野市の消火栓の蓋(2010年9月撮影)

三郷市の消火栓の蓋(2010年9月撮影)

蓋の周りの処理は違いますが、同じデザインですよね。。。そう違うのは、右上の市町村章が違うんです。この二つの蓋のベースになるデザインは一緒なのです。
ちなみにこのようなベースデザインは数種類存在しており、日本各地で見ることができるのです。まれにベースデザインをアレンジした物もあるので、この辺の話題はまた記事にしたいと思っています。

さて、もちろんベースデザイン以外にもいっぱいありますので、いくつか紹介していきましょう。

川越市の消火栓の蓋 小江戸と呼ばれる町らしく纏のデザイン(2008年6月撮影)

高崎市の消火栓の蓋 地上式消火栓が描かれている地下式消火栓の蓋(2008年5月撮影)

静岡市の消火栓の蓋 家康公の駿府城入城400周年の記念蓋(2010年3月撮影)

勝沼町の消火栓の蓋 やはり葡萄は欠かせないでしょう(2009年1月撮影)


まだまだあります消火栓の蓋


みちくさ中に注意深く地面を見ていると、結構な数の消火栓の蓋を発見するのではないかと思います。消火栓の蓋だけでも相当な種類がありますので、今後定期的にご紹介していきますね。




■関連記事
大阪〜都会に浮かぶ島を巡る
東京オリンピック開催を契機に消滅した性風俗(その1:権田原のハッテン場)
上野
外からは中が見えない、楽しみ
ひと人肌恋しい季節