「振って充電する」デジタルカメラのコンセプトモデル、商品化なるか。
LEDライトをはじめ、“振って充電できる”自家発電の製品はいくつか実現しているが、このたび、“振って充電できる”小型デジタルカメラのコンセプトモデルが発表された。バッテリ駆動時間を気にせずに済むだけでなく、そのサイズから携帯性にも優れているため、実際に商品化されればアウトドアなどでも活躍しそうだ。
今回発表されたコンセプトモデルは、“振って充電できる”手のひらサイズのデジカメ「oneshot」。ドイツ人デザイナーのTino Klaehne氏により発案された「oneshot」は、真っ白の円筒形ボディをしており、見た目はまるで小さなスプレーかリップスティックのよう。液晶ディスプレイはなく、ボディの下方に小さなレンズが付いているだけというシンプルなデジカメだ。レンズはボディを上下にスライドさせることで隠れる仕組みになっている。
米CNETなどの情報によると、Klaehne氏は、液晶ディスプレイがなくても写真が撮りやすいように、顔検出機能を搭載させるイメージを持っているようだ。また、発表されたコンセプトモデルの外観には外部メモリの挿入口が見当たらないため、写真データは内部メモリに保存するタイプであることが予想される。
肝心の“振って充電できる”機能だが、撮影前にボディの上端と下端を、親指と人差し指でつまむようにして振ることで、撮影ができる程度のバッテリを充電できるという。詳しい情報はないものの、「oneshot」という名前と、振ることで得られる電気の量からすると、シャッターを1回切るたびに振って充電、という使い方を想定しているのかもしれない。
高機能化が続く昨今のデジカメに比べれば、かなり割り切った使い方になることは間違いないが、撮影に慣れてしまえば、さまざまなシーンで活躍できる可能性を秘めたデジカメと言えそうだ。
今回発表されたコンセプトモデルは、“振って充電できる”手のひらサイズのデジカメ「oneshot」。ドイツ人デザイナーのTino Klaehne氏により発案された「oneshot」は、真っ白の円筒形ボディをしており、見た目はまるで小さなスプレーかリップスティックのよう。液晶ディスプレイはなく、ボディの下方に小さなレンズが付いているだけというシンプルなデジカメだ。レンズはボディを上下にスライドさせることで隠れる仕組みになっている。
肝心の“振って充電できる”機能だが、撮影前にボディの上端と下端を、親指と人差し指でつまむようにして振ることで、撮影ができる程度のバッテリを充電できるという。詳しい情報はないものの、「oneshot」という名前と、振ることで得られる電気の量からすると、シャッターを1回切るたびに振って充電、という使い方を想定しているのかもしれない。
高機能化が続く昨今のデジカメに比べれば、かなり割り切った使い方になることは間違いないが、撮影に慣れてしまえば、さまざまなシーンで活躍できる可能性を秘めたデジカメと言えそうだ。