星乃きら。、前島祥子(撮影:野原誠治)
 1時23分発列車、その車両ひとつでNYをハイジャックする――。いよいよ9月4日に公開される映画「サブウェイ123 激突」は、地下鉄をハイジャックし、乗客たちを人質に取った犯人と、身代金要求の無線連絡を受けた地下鉄職員の頭脳の"激突"が見所のリアル・サスペンス。現在、「サブウェイ123 激突」特集ページでは映画にちなみサイト内に隠された123個のドル袋を見つけ出す「livedoor ハイジャック」を行っている。livedoor ブロガー代表として挑戦しているのが、鉄道居酒屋Little TGV所属鉄道タレントの星乃きら。と、"フレンド1,000人いかないとクビ"土俵際アイドルの前島祥子だ。今回は、2人に映画を観た感想やそれぞれの電車にまつわる思い出を聞いた。

――まず映画をご覧になった感想を教えてください。

星乃きら。(以下、星乃):こんな風に電車がメインの映画が上映されること自体、私にとっても嬉しいですね。最初から最後まで地下鉄が舞台になっているので、私の分野外であることも勉強になって楽しかったです。

前島祥子(以下、前島):始まりの音楽から私の想像していた映画と全然違って、現代的な映像に驚きました。デンゼル・ワシントンさんとジョン・トラボルタさんのキャラクターの違いといいますか、片方は綺麗な職場の中で指示を送って全部動かしている、かたや闇の世界で犯罪に手を染めている。2つのシーンがぱっと切り替わるときがすごく面白くて。私はアクション系の映画が好きだったので、最初のうちはテンポがゆっくりではあるのですが、だんだん展開がスピーディになり見ていてハラハラドキドキしました。

――身代金受け渡しの瞬間は思わず手に汗握ってしまいますよね。

前島:本当にハラハラでした! パンフレットを見ていて「サブウェイ パニック」という作品のリメイクだと知ったのですけど、早速観て昔と今のニューヨークの違いを感じたいですね。

――映画の中で印象に残っているシーンはどこですか?

前島:エンディングですね。それまでは、サスペンスタッチでしたが、最後は切ない感じがしました。最後のデンゼル・ワシントンさんの表情がとても印象に残っています。

星乃:地下鉄がハイジャックされて、止まるべき駅に止まらないトラブルが起こった時のガーバーさんの指令の仕方が日本とは違うなぁって。

――どのような所が日本と違うんですか?

星乃:トラブルが起こった時に、回避できるポイントが多い所です。日本では1つの車両が止まったら、その線を走る電車が全部止まっちゃうんですけど、ニューヨークの地下鉄は各駅だったものを突然急行にしたり、臨機応変な対応が出来る事に驚きました。
No.055/123罪を告白しろ、そうしないと人質を殺す