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北陸新幹線の敦賀以西ルートを再検討している与党の整備委員会が会合を開き、小浜ルートの沿線となる京都府知事と京都市長にヒアリングを行いました。両トップが訴えたのは財政負担への懸念でした。

敦賀以西のルートについて8案を挙げて再検討している与党整備委員会。

注目されるのは現行計画の「小浜・京都ルート」に対する沿線自治体の意見です。

30日の会合では、焦点となる京都府と京都市から意見を聴取しました。

ルートを巡っては、福井県や滋賀県の知事らが現行の小浜ルートを支持する一方、石川県などは工期の短縮ができる米原ルートを主張し、意見が割れています。

この日の意見聴取で京都市の松井市長は、小浜ルートについて誘致したわけではないとした上で、建設に伴う地元の財政負担について懸念を伝えました。

■京都市・松井 孝治 市長:
「京都市の財政の中で、さまざまな投資需要がある中で、その更新需要も含めて新規に割けるような投資というものの幅というのが非常に狭い。私はこれが受け入れられるとはなかなか簡単には申せません」

小浜京都ルートに対して京都市は、多額の財政負担のほか、工事に伴う地下水への影響や歴史的建造物への影響など5つの懸念を示しています。

これに対し、京都府の西脇府知事は、小浜ルートに反対した訳でないとした上で、財政負担の割合の見直しなどを指摘しました。

■京都府・西脇 隆俊 知事:
「地方の負担についても、資料の中にありますように、受益に応じた負担をとお話した」

会合後、整備委員会の共同委員長を務める前原衆院議員は「重みをもって受け止めたい」と話しました。

■日本維新の会・前原 誠司 衆院議員:
「この5つの懸念、課題というものを、具体的にわれわれがそれについて明快な回答をしていく必要があるし、その中の一つが財政の問題だろうと思っておりますので、それがクリアされない限り、小浜市を取るということについてはなかなかご理解をいただけないのでは」

石川県選出で米原ルートを推す宮本周司参院議員は…

■自民党・宮本 周司 参院議員:
「今の小浜京都ルートで前に進めるのか、進めないんだったら一歩戻って米原ルートを軸にして、他の可能性も探って、別の手段の方が早くゴールに到達できるんじゃないか、目的を達成できるんじゃないか、議論としてずっと提言し検証させる」

今後、与党整備委員会は、7月7日に大阪の意見を聞くなどして、7月17日に迫った特別国会の会期末までのルート決定を目指しています。