【新築戸建て】内覧会で傷・汚れはどこまで指摘していい?業者のNGな反応と正しい伝え方
新築一戸建ての注文住宅や分譲住宅を購入し、お引き渡し前に行われる「内覧会(竣工検査・施主検査)」。ピカピカの我が家を目にする待ちに待った楽しい日ですが、現地で多くの施主が直面するのが「傷や汚れは、どこまで細かく指摘していいのだろうか?」というリアルな悩みです。
「気にしすぎだと思われたら恥ずかしい」「カーテンで隠れる場所だし、言わない方がいいのかな」と、現場でこっそりプロに相談してくる方は実に9割以上にのぼります。
今回は、一級建築士でありさくら事務所のホームインスペクターでもある安富さんと、取締役の田村啓さんが、内覧会における傷・汚れチェックの限界値と、現場監督を味方につけてスムーズに直してもらうための正しいコミュニケーション術を解説します。
■ 1. 内覧会では「傷・汚れ」をどこまで指摘していい?結論はすべてOK
「こんな小さなことで…」と遠慮する必要は一切ありません。結論から言えば、内覧会のタイミングであれば、気になったことはどんなに小さな傷や汚れでも、すべて施工会社に伝えて問題ありません。
・「隠れる場所」でも言っていい 「カーテンボックスの奥だからレールをつけたら見えなくなる」「家具を置けば隠れる」という場所のクロスのちょっとしたヨレや隙間でも、新築を気持ちよく受け取るために、気になるならその場で伝えるべきです。
・内覧会の日に「まとめて言う」のが一番の親切 実は、内覧会のその日に気になる箇所をすべて出し切ってもらうことは、現場監督にとっても非常にありがたいことです。住宅の補修は「1日いくら(人工:にんく)」で職人を手配するため、その日にまとめて発注できた方が監督もスムーズに動けます。引き渡し後に「やっぱりここも…」と後出しで言われる方が、再手配の手間やコストがかかり、業者側も対応が難しくなってしまいます。
■ 2. 補修にはデメリットも?知っておきたい「直す・直さない」の判断基準
ただし、指摘したすべての傷や汚れを「力技で貼り替え・交換」してもらうのが正解とは限りません。建物の補修には、必ずメリットとデメリット(二次被害のリスク)が存在します。
・無理に直すと、かえって傷が広がるケースも 例えば「玄関の床タイルが1枚だけ少し浮いている(あるいはキズがある)」という場合、それを剥がして直そうとすると、周囲の綺麗なタイルまで割ってしまったり、目地を傷つけたりするリスクがあります。また、クロスの小さな隙間を直すために強力な補修剤を塗りすぎると、後からそこだけがピカピカと光って逆に目立ってしまうこともあります。
・「デメリット」を教えてくれる監督は信頼できる 優秀な現場監督であれば、施主の指摘に対して「直すことは可能ですが、こういうリスクもあります。建物の機能上は全く問題がないので、このまま触らない方が綺麗ですよ」と、隠さず教えてくれます。施主側からも、直すと決める前に「これを直すことによるデメリットは何かありますか?」と一言投げかけてみるのが賢い方法です。
■ 3. 否定的な「要注意な監督」への対処法と、味方につける伝え方のコツ
基本的には施主に寄り添ってくれる業者が多いですが、中にはコミュニケーションが苦手だったり、対応を面倒くさがったりする「要注意な担当者」に当たってしまうこともあります。
・「やりたくない」から入る監督は要注意 施主が指摘した瞬間に、まず「やりたくない」という本音が全面に出てデメリットばかり並べ立てたり、「気にしすぎですよ」「こんなところを気にするのはあなただけです」と言い訳や否定的な文脈で乗り切ろうとする監督は警戒が必要です。
「気にしすぎだと思われたら恥ずかしい」「カーテンで隠れる場所だし、言わない方がいいのかな」と、現場でこっそりプロに相談してくる方は実に9割以上にのぼります。
今回は、一級建築士でありさくら事務所のホームインスペクターでもある安富さんと、取締役の田村啓さんが、内覧会における傷・汚れチェックの限界値と、現場監督を味方につけてスムーズに直してもらうための正しいコミュニケーション術を解説します。
■ 1. 内覧会では「傷・汚れ」をどこまで指摘していい?結論はすべてOK
「こんな小さなことで…」と遠慮する必要は一切ありません。結論から言えば、内覧会のタイミングであれば、気になったことはどんなに小さな傷や汚れでも、すべて施工会社に伝えて問題ありません。
・「隠れる場所」でも言っていい 「カーテンボックスの奥だからレールをつけたら見えなくなる」「家具を置けば隠れる」という場所のクロスのちょっとしたヨレや隙間でも、新築を気持ちよく受け取るために、気になるならその場で伝えるべきです。
・内覧会の日に「まとめて言う」のが一番の親切 実は、内覧会のその日に気になる箇所をすべて出し切ってもらうことは、現場監督にとっても非常にありがたいことです。住宅の補修は「1日いくら(人工:にんく)」で職人を手配するため、その日にまとめて発注できた方が監督もスムーズに動けます。引き渡し後に「やっぱりここも…」と後出しで言われる方が、再手配の手間やコストがかかり、業者側も対応が難しくなってしまいます。
■ 2. 補修にはデメリットも?知っておきたい「直す・直さない」の判断基準
ただし、指摘したすべての傷や汚れを「力技で貼り替え・交換」してもらうのが正解とは限りません。建物の補修には、必ずメリットとデメリット(二次被害のリスク)が存在します。
・無理に直すと、かえって傷が広がるケースも 例えば「玄関の床タイルが1枚だけ少し浮いている(あるいはキズがある)」という場合、それを剥がして直そうとすると、周囲の綺麗なタイルまで割ってしまったり、目地を傷つけたりするリスクがあります。また、クロスの小さな隙間を直すために強力な補修剤を塗りすぎると、後からそこだけがピカピカと光って逆に目立ってしまうこともあります。
・「デメリット」を教えてくれる監督は信頼できる 優秀な現場監督であれば、施主の指摘に対して「直すことは可能ですが、こういうリスクもあります。建物の機能上は全く問題がないので、このまま触らない方が綺麗ですよ」と、隠さず教えてくれます。施主側からも、直すと決める前に「これを直すことによるデメリットは何かありますか?」と一言投げかけてみるのが賢い方法です。
■ 3. 否定的な「要注意な監督」への対処法と、味方につける伝え方のコツ
基本的には施主に寄り添ってくれる業者が多いですが、中にはコミュニケーションが苦手だったり、対応を面倒くさがったりする「要注意な担当者」に当たってしまうこともあります。
・「やりたくない」から入る監督は要注意 施主が指摘した瞬間に、まず「やりたくない」という本音が全面に出てデメリットばかり並べ立てたり、「気にしすぎですよ」「こんなところを気にするのはあなただけです」と言い訳や否定的な文脈で乗り切ろうとする監督は警戒が必要です。
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