Jリーグでも大活躍したデヤン・ストイコビッチが30日、詐欺容疑で訴えられている事が判明した。同日付のガゼッタ・デッロ・スポルト紙によると現レッドスター会長のストイコビッチは、高級車フェラーリ(推定額3000万円)を購入する際、盲目女性を語り虚偽名義登録をした疑いがもたれている。税金対策と見られており、セルビアでは頻繁に起こる犯罪とのこと。

真にハンディキャップを負う人々から非難の声が挙がっており、セルビアを代表する擁護団体会長ズボンコ・ニコリッチ氏から既に訴えられたとの報道もあり、現時点で信憑性は高いものと見られている。ファンタジー溢れるアイディアと華麗なテクニックから、現役時代に付いた愛称は“ピクシー(妖精)”。政治力が多大な影響を及ぼすセルビアサッカー界を揺るがす大スキャンダル、真偽のほどが待たれる。