リヨンのチェルキ photo/Getty Images

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1部リーグでは7回の優勝を誇るフランスの名門リヨンに2部降格の可能性が浮上している。

『L'Équipe』によると、クラブは最大5億800万ユーロ(日本円にして約825億円)もの負債を抱えており、財政状況が改善されなければ降格が決定するという。

そのためには多くの主力を放出する必要があり、同メディアによると、プレミアリーグのリヴァプールがラヤン・チェルキを獲得できるかどうかリヨンに問い合わせを行ったようだ。

リヨンのアカデミー出身で、2019年にトップチームデビューを飾ったチェルキ。21歳にしてすでにリヨンで152試合に出場し、19ゴール28アシストを記録している。現在のピエール・セイジ政権では主力として活躍しており、直近のサンテティエンヌ戦では右ウイングで先発している。

左利きのドリブラーで、今季のドリブル成功数18回はチーム最多の数字。突破後は高精度のパスからチャンスメイクを行う。ポジション的にはモハメド・サラーの後釜として期待できる選手だ。

リヴァプールは同選手を2100万ポンド、日本円にして約40億円で獲得したいと考えているようだ。