母校の150周年記念イベントに参加した横浜FMのDF畠中槙之輔(カメラ・岡島 智哉)

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 横浜FMのDF畠中槙之輔が14日、母校の横浜市立中川小学校に創立150周年特別ゲストとして招かれ、児童104人と交流した。

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 卒業式以来となる母校がい旋となった“畠中先生”は、体育館で子供たちとの交流を楽しんだ。

 一般的に、夢を持つことの大切さや夢に向かって突き進むことの重要性を説く大人が多い中で、畠中は「夢や目標はいくつあってもいいし、今なくても焦る必要はないよ」とアドバイスを送った。

 自身も小学生時代は「美容師やお菓子屋さんになりたいと思っていた」と照れながら語り、「12年生きただけじゃ、明確に将来の夢を持つことは難しいと思う。将来何になりたいか、決まってなくても焦らなくていい。いろいろなことを経験して、何かを見つけられればいい」と語った。

 チームは16日にアウェーの磐田戦が控えており、公式戦2日前の選手がクラブのイベントに参加することは異例。延期となった磐田戦が16日に組み込まれたことで、今回の母校がい旋の機会も白紙になりかけたが、畠中本人の希望もあって実現したという。畠中は「そこは問題なく…というか問題なかったと言えるように、(磐田戦で)頑張らなきゃと思います」と意気込みを語った。