FA権を行使せず残留の楽天・酒居 複数年契約を締結「中継ぎ一丸となってやりたい」
国内FA権を行使せず残留を決めた楽天の酒居知史投手(31)が13日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2400万円増の年俸8000万円でサイン。「今年1年頑張ってくれた。来季からその力を発揮してほしいと言われました」と明かした。
年数は明かさなかったが、複数年契約を締結。「まだ8年目ですけど、年齢的にいうと上の方にいる。僕より下の子達が多いので、何か伝えられることがあれば伝えたい。中継ぎは1人が良くてもダメ。みんな一丸となってやりたい」と理想像を語った。
酒居は19年オフにロッテへFA移籍した美馬の人的補償として加入。中継ぎの一角として、今季は49試合に登板し、2勝2敗、26ホールド、防御率2・33をマーク。6月13日の巨人戦では通算100ホールドを達成していた。