先制点を挙げたマルチネッリ(11番)。(C) Getty Images

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 現地時間11月10日に開催されたプレミアリーグ第11節で、冨安健洋が所属する6位のアーセナルは、5位のチェルシーと敵地で対戦。怪我が再発し、離脱中の冨安は引き続きベンチ外となった。

 序盤から互角の展開となるなか、27分にマルチネッリがペナルティエリア内で左足を振り抜くが、GKサンチェスの好守に阻まれ、ビッグチャンスを逃す。

 さらに32分には、意表を突くタイミングでスタートさせたFKからハバーツが流し込み、ネットを揺らすも、VARチェックでオフサイトが取られ、得点は認められない。

 スコアレスで折り返すと、60分についにスコアを動かす。怪我から戻ってきたウーデゴーのパスに、ファーで反応したマルチネッリが狭いニアを打ち抜いた。
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 ただ、リードは長続きせず。70分にウォルバーハンプトンから加入したネトに鮮烈なミドルシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれる。

 アウェーチームはその後、必死に勝ち越しを目ざし、トロサール、メリーノ、ガブリエウ・ジェズスを投入。途中出場の選手が絡み、決定機を作ったが、2点目は挙げられなかった。

 大注目のロンドンダービーは1−1でタイムアップを迎え、勝点1を分け合う結果で終わった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部