早大が慶大にまさかの連敗…明大と優勝決定戦へ 東京六大学秋季リーグ戦
◇東京六大学野球秋季リーグ戦最終週最終日2回戦 早大1―2慶大(2024年11月10日 神宮)
早大が5位が決定している慶大に連敗。1勝すれば48度目の優勝が実現する試合を落とし8勝3敗、勝ち点4で勝ち点&勝率で並ぶ明大と12日に優勝決定戦を行うことになった。
「打てないということに尽きるね。あす(1回戦で)やられた渡辺君(慶大)にやり返す予定だったが」小宮山悟監督は1回の1点に終わった打線に不満の色を見せた。続けて「1勝すればという断然有利な条件で勝てなかった。どこに原因があるのか、この過ちをおかさないようにしないと」と優勝決定戦に思いをはせた。
敗戦の責任を背負った印出太一主将は「みっともない試合だった。これだけ学生やOB、早稲田ファンに応援してもらったのに。ただ明治に勝利すれば日本一の可能性もあるからチームで立て直します」と厳しい表情で話した。
優勝決定戦は10年秋、早大―慶大以来14年ぶり。前回は早大が10―5で慶大を下し優勝している。中1日、早大は敗戦から気持ちを切り替えて大一番に臨む。