優勝パレードに参加したドジャース【写真:ロイター】

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仮病で会社を休みパレードに参加したド軍ファンが話題

 体調が優れないと主張しながらも優勝パレードに参加し、会社を解雇されたとするドジャースファンが話題になっている。7日(日本時間8日)にとあるファンがSNSに解雇通知をされていると思われる書類をアップ。地元TV局「FOX 11ロサンゼルス」や米スポーツ局「FOXスポーツ」でも取り上げられた。

 同局の報道では、投稿された書類によると、解雇されたファンは1日(同2日)に病欠で欠勤扱いとなっている。その後、同日に米ロサンゼルスのダウンタウンで行われた優勝パレードで目撃され、勤務体制の面で店舗の終了時間を早めざるを得なくなったことなどを含め、それが不正行為にあたるとして解雇されたという。

 ドジャースは今季、ワールドシリーズでヤンキースを4勝1敗で下し、世界一に輝いた。前回優勝した2020年はコロナ禍だったため、パレードは1988年以来36年ぶりだった。平日にも関わらず、早朝から大量のファンが詰めかけていた。

 このファンは雇い主をヤンキースファン呼ばわりしたという。36年ぶりの歓喜直後に起こった悲劇……。見つかってしまったのは不運としか言いようがない。(Full-Count編集部)