インフルエンザが全国的な流行シーズンへ 過去2番目の早さ 厚労省が早めの感染対策呼びかけ
厚生労働省は全国的にインフルエンザの流行シーズンに入ったと発表しました。この時期での流行入りは例年よりも早く、厚労省は早めの感染対策を呼びかけています。
厚労省によりますと、今月3日までの1週間で、全国およそ5000の医療機関から報告があったインフルエンザの患者数は1医療機関あたり「1.04人」でした。流行開始の目安となる「1人」を超えたことから厚労省はきょう、全国的な流行シーズンに入ったと発表しました。
1年を通して流行が見られた去年を除くと、2009年に次いで2番目に早い流行入りとなります。
都道府県別に見ると、患者数が最も多いのは沖縄県で10.64人、次いで静岡県で2.09人、千葉県で2人となっていて、厚労省はマスクの着用や手洗いなど、早めの感染対策を呼びかけています。