菊池雄星は4年104億円級契約も…世界一貢献のド軍外野手より“高評価” 米記者予想
米紙「ニューヨーク・ポスト」がFAのランキングを掲載
アストロズからFAとなった菊池雄星投手の“価値”が4年6800万ドル(約104億円)級であると米メディアが報道した。米紙がこのオフにFAとなった注目選手のランキングを掲載し、菊池は「非常に大きな関心を集めている」などと評価され、11位に入っていた。
米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が7日(日本時間8日)に「MLBフリーエージェント、トップ40のランキングと契約予想」のタイトルで記事を掲載。「(今オフの)スターFAは、フアン・ソトだけではない。実際はとてもバランスが取れている。特に先発投手は優れており、ほとんどのポジションで充実している。ここでは、(専門のコンサルタントたちとの会話に基づいて)FAトップ40と契約予想を紹介する」と報じた。
1位はヤンキースのフアン・ソト外野手で14年契約6億3000万ドル(約963億円)と予想。「メッツや今シーズンの所属チームであったヤンキースを含むほぼすべてのビッグマーケット球団が絡んでおり、ショウヘイ・オオタニの7億ドル(約1070億円)の契約では、6億8000万ドル(約1040億円)が後払いされるために、4億3740万ドル(約669億円)と評価されていることを考慮すると、彼は史上最も高額な契約を手にするだろう」と評している。ドジャース、ジャイアンツ、ブルージェイズ、レッドソックス、レイズが争奪戦に参加していることにも言及した。
11位に位置付けられていたのが菊池だった。「トロントで不調なスタートを切ったが、ヒューストンで素晴らしい後半戦を見せたことで、非常に大きな関心を集めている。アストロズも引き留めようとしているが、他の球団に移籍する可能性が高そうだ」。契約予想は4年6800万ドル(約104億円)としていた。
菊池は今季途中にブルージェイズからアストロズに移籍。ブルージェイズでは22試合で4勝9敗、防御率4.75だったが、アストロズでは10試合に登板して5勝1敗、防御率2.70。チームの地区優勝に大きく貢献した。
また大谷翔平、山本由伸両投手が所属するドジャースからFAとなったテオスカー・ヘルナンデス外野手は12位。「彼はポストシーズンでの素晴らしい活躍中に、ロサンゼルスに戻りたいと明言した (誰だってそうだろう?)。彼の(今シーズンの)1年契約はうまくいき、彼のステータスを大きく高めた」との寸評とともに、3年6000万ドル(約91億7000万円)と予想していた。(Full-Count編集部)