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 元放送作家の鈴木おさむ氏(52)が8日、自身がパーソナリティーを務めるTOKYO FM「JUMP UP MELODIES」(金曜後1・00)に出演。自身が提唱した「ソフト老害」が年末恒例の「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の候補30語にノミネートされた喜びを語った。

 5日に発表された候補30語に「ソフト老害」が名を連ねた。鈴木氏は「今週、2024年新語・流行語大賞のノミネート作、30個が発表されまして、やはりと言いますか“ソフト老害”入賞させていただきました」と報告。「初めてですね、ノミネートされたの、自分の。番組とかはあったかもしんないけど、自分がこうやって直で作ったものがここまで分かりやすくノミネートされたのは初めてで」と喜びを語った。

 「いろいろ見てたんですよ、このあとベスト10と大賞が発表になるんですけど“裏金疑惑”とかね。でも嫌じゃん、そんなの。“もうええでしょう”も大賞はないと思うんだよね。“50―50”かなと思ってて。そう考えたら、意外と“ソフト老害”もいいとこにつけてるんじゃないかって俺は思うんですよ」と考察。「“裏金疑惑”って普通の言葉じゃん。“ソフト老害”って一応新語、僕が作った言葉ですから。これはちょっとぜひ獲りたいですね」と大賞獲得に意欲を見せた。

 鈴木氏によれば「ソフト老害」とは「40代になり、職場で上と下の間に入りバランスを取るポジションで、自分は、上のプライドを傷つけず、下の意見をうまいことまとめたつもりでも、下の世代から見たら、その行動が老害に見えてたりするということ」を意味しているという。