プロセーラー・白石康次郎さんが57歳の挑戦 3度目のヨットレースで「恩返し」なるか

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世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

11月2日(土)の放送では、世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ2024」に挑む白石康次郎さんを特集した。

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ここは、白石康次郎さんのチーム拠点・フランス、ロリアン。「ヴァンデ・グローブ」3度目の挑戦が迫ってきた。

「初出場は憧れだった。2回目は挑戦。今回は恩返し」

そう語った白石さん。世界で最も過酷とされるヨットレースに向け、愛艇「DMG MORI Global One 号」の調整も最終段階に入った。

船首の形状や赤いフォイルに手を加え、さらにパワーアップしている。

白石さん:「開くようになって、より浮力を増して低速で浮き上がるフォイル(水中翼)にしました。結構気に入っています」

船内の使い勝手も格段に良くなった。

白石さん:「新しくシートを作りました。非常にホールディングが良くて、レバーを引っ張ると自由に向きが変わる」

キッチンには85日分の食料を4ケースも用意したほか、簡易ベッドにもひと工夫を加えた。

白石さん:「カーボンでできているので、何か壊れたときこれを切って修理道具にします」

57歳の挑戦者は、「僕のできることは、背中を見せることだけ」と気合十分。いよいよレースがはじまる――。