ヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第4節が6、7日に行われた。ラツィオ(イタリア)が唯一の開幕全勝で首位をキープした。

 ラツィオはポルト(ポルトガル)と対戦し、2-1で勝利。前半アディショナルタイムにDFアレッシオ・ロマニョーリが先制ゴールを挙げるが、後半21分にMFステファン・エウスタキオのゴールで追いつかれてしまう。しかし、後半アディショナルタイム2分過ぎ、MFペドロ・ロドリゲスが勝ち越し点を挙げ、開幕4連勝を果たした。

 トッテナム(イングランド)も連勝を続けたかったが、ガラタサライ(トルコ)に敗戦。。前半6分に先制を許すも、同18分にFWウィリアム・ランクシアのゴールで同点に追いつく。しかし前半残り時間でさらに2失点を喫し、前半を1-3で折り返す。後半16分にランクシアが2度目の警告で退場。24分にFWドミニク・ソランケの2点目で追走するが、2-3で試合終了。今大会初黒星となった。

 一方、ここまで3試合引き分けで未勝利が続いていたマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は待望の初白星。PAOKテッサロニキ(ギリシャ)との試合は前半をスコアレスで折り返すも、後半5分、32分とMFアマド・ディアロが2ゴールを挙げる。残り時間を逃げ切り、2-0で試合を終えた。

 日本人組は、ソシエダ(スペイン)に所属するMF久保建英が先発出場も、ビクトリア・プルゼニ(チェコ)に1-2で敗戦。久保は後半15分に途中交代している。AZ(オランダ)に所属するDF毎熊晟矢はスタメンで後半43分までプレー。AZはフェネルバフチェ(トルコ)に3-1で勝利した。

 ロイヤル・ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー)に所属するDF町田浩樹はローマ(イタリア)戦にフル出場。1-1のドローで初白星とはならなかった。