アモリム新監督による改善を期待 キーンがマンUの問題点として挙げたのは“運動量” 「重要なポジションにいる選手の中には走れない選手が数人いる」
プレミアリーグ第10節のチェルシー戦の後、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるロイ・キーン氏は英『Sky Sports』にて古巣の問題点の1つを挙げた。
ここまでプレミアリーグ10試合を終えて3勝3分4敗で13位に沈むユナイテッド。エリック・テン・ハーグ監督が解任され、ルベン・アモリム新監督の就任が決まっている。アモリム監督にはユナイテッドを立て直すという大仕事が待っているが、キーン氏は同監督に運動量の部分での改善を期待している。
「走らない選手はなんとかして動かさなければならない。このチームは走らない。それは大きな問題だ。本当に才能のある選手がいるのに走らなければ、行き詰まってしまうだろう。このグループの選手たちは厳しい状況になっても踏ん張らず、簡単に負けてしまう」
キーン氏はリーグ戦10試合で9ゴールに留まる得点力不足も問題に挙げているが、やはりサッカーの根底にある運動量の部分は欠かせないものだ。才能がある選手でも走らない選手は使わない監督も多く、新たにユナイテッドの指揮を執るアモリムにはハードワークの部分をベースにチーム作りを行う必要があるとキーン氏は考えているようだ。
新監督就任でフォーメーションや戦い方、選手起用など多くの変化が期待されるユナイテッドだが、どんなチームへと進化を遂げるのか、楽しみだ。