とちぎテレビ

12月に京都で行われる「全国高校駅伝」への切符をかけた県大会が3日、佐野市で行われ、男女の県代表が決まりました。

女子は5区間、21.0975キロで行われ9チームが出場しました。(合同チーム1)

5連覇を狙う宇都宮文星女子は、1区から3区までに去年と同じ選手を起用し、盤石のレース運びをします。

最長区間6キロの一区には、2年生エースの松本。序盤から他を寄せ付けない走りで、2位白鴎大足利に1分以上の差をつけます。

2区人見、3区塚原も2年生。中距離を得意とするスピードが持ち味の2人は、後続との差をさらにひろげ独走状態に持ち込みます。

4区には、中学時代から全国の舞台で活躍している1年生の長島、堂々の走りで鮮烈な高校駅伝デビューを飾ります。

5区、アンカーは2023年の4区で区間新記録を樹立した3年生、枝野が力走を見せます。

右手を大きく上げ5連覇のゴールテープを切った枝野、すべての区間で区間賞の宇都宮文星女子が2位那須拓陽に5分40秒の大差をつけ7回目の京都、都大路の切符を手にしました。

15チームが出場した男子は7区間、42.195キロで競われました。

序盤は連覇を狙う那須拓陽がレースを引っ張り、2年ぶりの優勝を狙う佐野日大や前回2位の作新学院がじわじわと差を縮めていきます。

そして4区、1位で中継地点に姿を見せたのは作新学院1年生の千野根でした。

続く5区の中間地点は佐野日大の横山がトップに躍り出ますが、作新学院の青山が抜き返します。

そして、トップでタスキを受けたアンカーの3年生、立石がさらにリードを広げ2位佐野日大におよそ1分差をつけてフィニッシュ。

作新学院が34年ぶり2回目の優勝を果たしました。