國學院が2冠達成!青学との熾烈なデッドヒート…駒澤大学は7区・8区で区間賞【全日本大学駅伝】

写真拡大

学生3大駅伝のひとつ、全日本大学駅伝。
出雲に続き2冠を狙う國學院と、6年ぶりの優勝を目指す青山学院が激しいデッドヒートを繰り広げました。

愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮へ、2つの神宮を結ぶ全日本大学駅伝。
レースが動いたのは2区でした。

3度目の優勝を狙う青山学院の4年・鶴川正也選手が抜け出し、トップに立ちました。

一方、史上初の5連覇を狙う駒澤は2分23秒差をつけられる波乱の展開に。

青学はその後も4区で3年・黒田朝日選手が区間記録を13秒も更新する力走を見せるなど、首位をキープしました。

そして、出雲駅伝を制し勢いに乗る國學院も6区の4年・山本歩夢選手が区間新記録。
トップの青学に、わずか4秒差の2位でタスキをつなぎました。

迎えた“エース区間”の7区。

初マラソンで学生日本記録をマークした國學院の4年・平林清澄選手の前に、青学の4年・太田蒼生選手が立ちふさがりました。

脅威のハイペースで差を広げる太田選手。

それでも負けじと平林選手が追い抜くと、今後は太田選手が抜き返す、熾烈なデッドヒートが繰り広げられました。

その差は変わらず、4秒差で最終8区へ。

激闘の結末は、國學院のアンカー、3年・上原琉翔選手が青学の3年・塩出翔太選手を抜き去り國學院が初優勝。
出雲に続き、2冠を達成しました。

一方、一時はトップに3分近い差を付けられた駒澤は、7区・8区と2区連続で区間賞。
脅威の追い上げで2位に食い込みました。