四球で出塁して盗塁を狙う九産大の浦田俊輔

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 ◆九州大学野球選手権準決勝・九産大2―3久留米工大(2日、みずほペイペイドーム)

 九産大は初回に背負った3点のビハインドが最後まで重くのしかかった。

 4回に6番阿部謙心(3年・九産大九州)がレフトへソロアーチを放って反撃を開始。6回にも先頭打者阿部謙の中前打をきっかけに1点差まで追い上げたが、相手の継投に逃げ切りを許してしまった。

 巨人にドラフト2位指名されたリードオフマンの浦田俊輔(4年・海星)は無安打で守りで1失策。初回の3失点につながってしまった。浦田は「自分のミスで負けたと思っているのでチームに申し訳ない。プロに行っても、一つのエラーが敗戦につながるということを忘れずにやっていきたい」と唇をかんだ。(山崎清文)