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 フリーアナウンサーの徳光和夫(83)が2日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に出演。熱戦が続くDeNAとソフトバンクの日本シリーズについて私見を述べた。

 日本シリーズは初戦、2戦目にソフトバンクが連勝し、3戦目、4戦目、5戦目とDeDAが3連勝。現在、DeNAが3勝2敗で日本一に王手をかかている状況となっている。

 「日本シリーズはワールドシリーズよりも面白いね。面白い経過ですよね」と徳光アナ。「2戦やってこのままソフトバングが4連勝しちゃうんじゃないかなと思ったんですけど」と漏らした。

 そんな中、「ただ1つの疑問はなぜ(クライマックスシリーズでの)ジャイアンツ戦の時にあれほど好投した、ケイ投手とジョンソン投手を使わないのかなというふうに思ったんです、1、2戦で。これがどうも三浦(大輔)監督の作戦だったのではないかなと今にして思う。これは推測の域を出ないんですけど」と指摘した。

 「2戦でソフトバンクっていうのがどういうチームで、何とか裸にしたいっていう思いがあったと思うんです。どういう攻撃をしてくるのか」と推察。「じゃあ、完全に負けているかなというとちゃんと3点取ってるわけですよね、DeNAも。3戦目からケイ、ジョンソンっていうこの2人を使ってきた。残っていた東も使って、見事に3連勝する。しかも、全くソフトバンクチームを裸にした如く、完全に0点に抑えるっていう」と経過を振り返り、「これは三浦監督凄いな、あそこの首脳陣は大したものだなと改めて思ったんであります。作戦かどうかは分かりませんけど、作戦と取れなくはないなと」と話した。

 「相手の投手の癖も全部分かって…。特に戸柱っていうキャッチャーが見事なほどリードしているなって」と称賛した。

 2日は雨のため、第6戦が中止となり、3日に順延に。「今日はダメかもしれないけど、DeNAは明日、横浜に帰ってまいりまして、ちょっと初戦、2戦目とは違った戦い方になる。ただ向こうも有原っていう投手が残っていますから。この投手がベイスターズを抑える」と分析。「日本シリーズは私はハッキリ申しまして、メジャーよりも数段面白いなって思いますね」と声を弾ませた。