3回、先制打を打たれ、小久保監督に降板を告げられたソフトバンク先発の大関(左)=31日、みずほPayPay

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 ソフトバンクの大関は日本シリーズ初登板で本来の力を出せなかった。

 球の切れがなく、一、二回のピンチは切り抜けたものの、三回に先制打を浴びたところで降板。被安打4、与四死球4と精彩を欠き、「二回以降に力みから制球を乱した。いつも通りにいかなかった」と肩を落とした。

 今季、自己最多の8勝を挙げた育成出身の26歳。9月に背中を痛めて離脱し、この日が1軍復帰戦だった。「けがをした部分は全く気にせずに投げられた。自分の力不足を感じた」と受け止めた。