外弁慶シリーズ?ソフトバンク、DeNAがともに敵地で2連勝 ホームでは2連敗の怪 データが示す優位はDeNA
「SMBC日本シリーズ2024、ソフトバンク0−5DeNA」(30日、みずほペイペイドーム)
DeNAがソフトバンクに今シリーズ初となる完封勝ちを収め、通算成績を2勝2敗とし、横浜に舞台を移すことが決定した。
完全なる外弁慶シリーズだ。横浜スタジアムで行われた1、2戦目はソフトバンクが5−3、6−3で勝利を収め、舞台をみずほペイペイドームに移した3、4戦目は、DeNAが4−1、5−0で勝利した。
今年で75回目を迎える日本シリーズの歴史の中で、ホームで連敗を喫し、ビジターで2連勝を飾って対戦成績を五分に戻した例は過去5度。ホームで連敗を喫したチームが日本一になったのは3度で確率60%。逆に日本一を逃したチームが2度となっている。
ソフトバンクは2011年に本拠地で連敗を喫した後、中日の本拠地・ナゴヤドームで3連勝。再び本拠地に戻った第6戦で黒星を喫して3勝3敗となったが、第7戦を制して日本一に輝いた実績がある。
だが、今回はDeNAが本拠地で連敗を喫して始まったシリーズとあって、データはDeNAの優位性を示している。