「これは狂気だ」ヤンキースのファンがあってはならない“暴挙”で退場 捕球したボール奪い取ろうと…ベッツも激怒

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ヤンキースファンがベッツからボールを奪い取ろうとした(C)Getty Images

 ワールドシリーズ3連敗のヤンキースは現地時間10月29日(日本時間30日)、本拠地でドジャースと第4戦に臨んだ。

【動画】ヤンキースファンが暴挙!ベッツ捕球のボールを奪い取ろうと…

 初回にフレディ・フリーマンの2ランで2点を先制されたが、その後1点を返し、3回は二死満塁からアンソニー・ボルペの満塁弾で5‐2と逆転に成功した。

 初回にはある事件も起きた。1番のグレイバー・トーレスの右翼へのファールフライをドジャースのムーキー・ベッツがフェンス際でキャッチしたが、スタンドで観戦していたヤンキースのファンが、ベッツのグラブからボールを奪い取ろうとする暴挙に出た。これにはベッツも激怒した。

 この一連の出来事に米放送局『Fox Sports』のアナリストであるベン・バーランダー氏は自身のXで「これは狂気だ」とし、「ファンが彼(ベッツ)のグローブを掴み、ボールを奪い取った。ファンは球場から追い出された」と投稿した。

 後がないヤンキースのファンとしては興奮してしまったのかもしれないが、あってはならない暴挙となった。世紀の一戦に水を差したが、ヤンキースはこのシリーズ初めて優位な展開で試合を進めている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]