NTTドコモ、5G対応スタンダードスマホ「arrows N F-51C」にAndroid 14へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を提供開始
docomoスマホ「arrows N F-51C」がAndroid 14に! |
NTTドコモは29日、同社が「2022-2023冬春モデル」として2023年2月に発売した5G対応スタンダードスマートフォン(スマホ)「arrows N F-51C」(FCNT製)に対してより新しいプラットフォーム「Android 14」へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新を2024年10月29日(火)10時より提供開始したとお知らせしています。
<主なアップデート内容>
○Android 14に対応
詳細は下記ページをご確認ください。
https://www.docomo.ne.jp/support/android_os_update/android_14.html
○Android 14以外の機能向上や操作性改善
詳細は下記ページをご確認ください。
https://www.fcnt.com/support/os/
○改善される事象
・より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします。
・セキュリティ更新(設定メニューのセキュリティパッチレベルが2024年8月になります。)
arrows N F-51CはFCNTが展開する「arrows」ブランドにおいて2023年に投入された新しいスタンダードモデルで、環境への負荷を軽減してより良い未来を築くために製品や素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小限化する“サーキュラーエコノミー”に基づいた製品開発が必要であると考え、その第一歩としてarrowsのリブランディングを行い、ブランド史上最もサステナブルとして開発されたました。
また企画および開発はNTTドコモと協同で実施し、新たな「カボニュー」の取り組みとなっており、外観だけではなく内部フレームなどにも再生プラスチックを使用してカメラフレームやサイドフレームには100%再生アルミニウムを採用し、電気電子部品を除く部品総重量に対するリサイクル素材の割合は約67%となり、それを感じさせない洗練されたデザインを実現しているとのこと。
ディスプレイは上部中央にパンチホールを配置したアスペクト比9:20の約6.24インチFHD+(1080×2400ドット)有機ELを搭載し、最大120Hzリフレッシュレートやブルーライトを大幅に低減するEye Care認証をサポートしており、パンチホール部分には約1240万画素CMOS/広角レンズ(F2.24)のフロントカメラが内蔵され、新たにマスクをしたまま認証できる顔認証に対応したほか、生体認証としては側面指紋センサーも搭載しています。
主な仕様はチップセット(SoC)がQualcomm製「Snapdragon 695 5G Mobile Platform」、内蔵メモリー(RAM)が8GB、内蔵ストレージが128GB、外部ストレージがmicroSDXCカードスロット、充電・接続端子がUSB Type-C、無線LAN(Wi-Fi)がIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5GHz)、BluetoothがVersion 5.1など。またFMラジオやハイレゾ音源にも対応。
リアカメラは以下のデュアル構成で、既存の「arrows NX F-52A」と比べてメインカメラのセンサーサイズは約1.65倍となって集光能力が向上し、デュアルPDAF対応によってピント合わせのスピードと正確性も向上しているほか、引き続いて「Adobe Photoshop Express モード」で撮影すると、シャッターを押すだけでアドビの技術により写真が自動でプロ並みの仕上がりになり、逆光など撮影が難しい景色も、簡単に美しい画像で残せます。
・約5030万画素CMOS(デュアルPDAF)/広角レンズ(F1.88)
・約810万画素CMOS/超広角レンズ(F2.2)
SIMはnanoSIMカード(4FF)スロットが1つとeSIMによるデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)をサポートしており、携帯電話ネットワークの対応周波数帯は以下の通り。5G SAには非対応。サイズは約155×72×8.6mm、質量は約172g、本体色はフォグホワイトおよびフォレストブラック、ブラッシュネイビーの3色展開。その他の詳細な製品情報は以下の記事をご覧ください。
・NTTドコモ、5G対応スタンダードスマホ「arrows N F-51C」を発表!OSバージョンアップ最大3回&セキュリティー更新最大4年間を実施 - S-MAX
・NTTドコモの5G対応スタンダードスマホ「arrows N F-51C」を写真と動画で紹介!環境に配慮したサステナブル機でサポート期間も充実【レポート】 - S-MAX
5G NR: n28, n78(3.4GHz, 3.5GHz, 3.4-3.5GHz, 3.7GHz), n78
4G LTE: Band 1, 3, 5, 12, 19, 21, 39, 42
3G W-CDMA: Band I, V
2G GSM: 850, 900, 1800, 1900MHz
発売時にはAndroid 12がプリインストールされており、その後、2023年12月よりAndroid 13が提供されてきましたが、今回、より新しいAndroid 14が提供開始されました。更新方法は「設定」→「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」を選択して画面の案内に従って操作します。詳細は『「arrows We F-51B」端末本体によるソフトウェアアップデート手順書(PDF形式:96KB)』をご確認ください。ビルド番号の確認方法は「設定」→「デバイス情報」→「ビルド番号」から。更新に際しての注意事項は以下の通り。
・アップデート手順をよく読み、お客さまの責任において実施してください。
・アクセスポイント(APN)をdocomoに設定し、docomoをモバイルデータ通信の優先設定にした場合、本アップデートにおいて通信料金は発生しません。
・国外でアップデートを行う場合は、Wi-Fi接続が必要です。
・ソフトウェアが改造されているときはアップデートができません。
・アップデート完了後は、以前のソフトウェアへ戻すことはできません。
・アップデート中、本端末固有の情報(機種や製造番号など)が当社のサーバーに送信されます。当社は送信された情報を、アップデート以外の目的には利用いたしません。
・アップデートには再起動が伴い、その間は電話の発着信を含めすべて機能をご利用いただけません。
・アップデートを行うと、一部の設定が初期化されることがありますので、再度設定を行ってください。
・PINコードが設定されているときは、書換え処理後の再起動の途中で、PINコードを入力する画面が表示され、PINコードを入力する必要があります。
・アップデートに失敗し、画面が動かなくなったり、再起動を繰り返すなどで、ホーム画面まで起動できない場合は、以前のソフトウェアに戻すことで、本端末を復旧できる場合があります。
《復旧操作手順》
(1)電源キーと音量キーの下を同時に約8秒間押し続ける(電源がOFFになります)
(2)電源がOFFになったら、電源キーと音量キーの下を離す
(3)電源キーと音量キーの上を同時に約3秒間押し続ける
(4)バイブレーションが動作したら、電源キーと音量キーの上を離す
※以前のソフトウェアで本端末が起動し、ホーム画面が表示されます。
※上記の操作を行っても復旧できない場合は、お手数ですがドコモ指定の故障取扱窓口もしくはオンライン修理受付サービスまでご相談ください。
・アップデートは、本端末に保存されたデータを残したまま行うことができますが、お客さまの端末の状態(故障・破損・水濡れなど)によってはデータの保護ができない場合があります。必要なデータは事前にバックアップを取っていただくことをおすすめします。各アプリの持つデータについて、バックアップ可能な範囲はアプリにより異なります。各アプリでのバックアップ方法は、各アプリの提供元にご確認ください。
・以下の場合はアップデートができません。事象を解消後に再度お試しください。
・通話中
・日付・時刻を正しく設定していないとき
・必要な電池残量がないとき
・内部ストレージに必要な空き容量がないとき
・国際ローミング中
・アップデート中は電源を切ったりしないでください。
・アップデート後にGoogle Playストアなどからアプリケーションをアップデートしてください。
※Android 13向けのアプリケーションはAndroid 14では正常に動作しない場合があります。
※Android 14に非対応のアプリによって端末の動作が不安定になる場合や、機能が正常に動作しなくなる場合があります。
※各アプリケーションのAndroid 14対応有無については、アプリケーションの提供元にご確認ください。
・アップデート後、Appcloudが追加になります。
記事執筆:memn0ck
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