1630万円詐取される 宮崎県小林市ではSNS型ロマンス投資詐欺
宮崎県警小林署は28日、小林市内で交流サイト(SNS)を使ったロマンス投資詐欺が発生し、1630万円をだまし取られる被害が出たとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。
署によると、1月ごろ、被害者がFacebookで日本人の女性を名乗る人物と知り合った。その後、LINEで連絡を取り合うになった。「叔父の指導のもとで金資産管理取引を行い収益を得た。1回の利益は元本の15%になる」などと投資を勧められ、女の叔父から紹介された投資用アプリをインストールした。アプリのマネジャーを名乗る人物が指定した口座に現金を振り込み、同アプリ上で取引を始めた。アプリ上の収益が増えたことから被疑者を信用。投資名目で計12回にわたって、合計約1630万円を振り込んだ。その後、被害者は、増えたお金を出金しようとしたところ「出金するには税金がかかる」などと言われ、だまし取られたことに気付いたという。