リアム・ペインさん

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 31歳の若さで帰らぬ人となったリアム・ペインさんが生前、ロックダウン中にロンドンのフードバンクに8万ポンド(約1580万円)を寄付していたことがわかった。今月16日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスのカサスール・ホテル3階にあるスイートルームのバルコニー(高さ13.7メートル)から転落、リアムだが、パンデミックの中窮状にあえぐ貧しい人々のため密かにボランティア活動と寄付をしていたという。

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 ロンドン北西部にあるユーストン・フード・バンクのディレクターがデイリー・メール紙に明かしたところによると、リアムはワン・ダイレクションのファンのボランティアから同団体を助けて欲しいとのメッセージを受け取り、快く引き受けたそうだ。「リアム・ペインは私が出会った中でも最も親切で繊細な青年でした」「突然連絡をくれて、援助を申し出てくれたのです。当時私たちはお金を本当に必要としていました」「ロックダウンで人々は食料を切望しており、巨大な需要があったのです」「彼は私たちの活動内容を尋ね、何が必要かと聞いてきました。私たちが答えると、『わかった。8万ポンド出すよ』と言ったのです」

 この寄付金の半分はカムデンタウンにあるチャリティ団体フード・フォー・オールに回され、リアムは両団体のコミュニティ・キッチンでボランティア活動も行い、他にもチャリティ団体トラッセルのフードバンクも支援していたそうだ。

 シェリルとの間にできた7歳の息子の父親であるリアム、推定純資産は5000万ポンド(98.7億円)とされている。

 先日には病気の子供たちや10代の若者のため、1万ポンド(約197万円)を寄付したことも明らかになっていたリアム、GoFundMeのページで苦しんでいる患者の話を知り感動しその数時間後には多額の寄付をしていたという。

(BANG Media International/よろず~ニュース)