延長10回、逆転サヨナラ満塁弾を放ったドジャースのフリーマン【写真:Getty Images】

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ワールドシリーズ第1戦

 米大リーグのワールドシリーズは25日(日本時間26日)、ロサンゼルスで行われ、ドジャースが延長10回にフリーマンの満塁弾で、6-3の逆転勝ちした。劇的な幕切れに米解説は言葉を失っている。

 2-3と追いかける延長10回2死満塁で打席に入ったフリーマン。左腕コルテスの初球を完璧に捉えた。右中間へ伸びた打球はフェンスをはるかに越えて本塁打に。フリーマンは、打った瞬間に決着を確信したようにバットを掲げ、ゆっくりと一塁へ歩き出した。場内のドジャースファンは大熱狂。本塁ではドジャースナインがフリーマンを迎え入れ、歓喜を分かち合った。

 米国で試合を中継したスポーツ専門局「FOXスポーツ」の放送席では、実況のジョー・デービス氏が「入ったー!」と絶叫すると、球場の雰囲気を存分に伝えるためか、76秒沈黙。直後、通算213勝154セーブの殿堂入り右腕で、解説を務めたジョン・スモルツ氏は、あまりの劇的展開に「信じられません」「表現しようがありませんよ」と絶句していた。

(THE ANSWER編集部)