サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、東京・国立競技場で韓国代表との国際親善試合に臨む。25日は会場で前日会見が行われ、佐々木則夫監督代行(66)が出席。1試合限定で現場復帰する指揮官は「ミーティングと練習を繰り返し、密を濃く準備してきた。勝利することはもちろん、今後のなでしこジャパンの指標になるゲームをやるんだと、選手にも伝えている。これからのなでしこジャパンの船出で、国立でいい試合になるように選手たちに頑張ってもらいたい」と抱負を語った。

 21日に国内組を中心に合宿をスタートさせ、本格的な全体練習は23日から。「攻撃的な守備」を掲げ、4―4―2を基本布陣に攻守でアグレッシブな戦いを目指す。メンバーの大半はパリ五輪組だが、初招集の3選手も加わった。「平均年齢が若く、食事をしていても若い選手は非常に元気。これからのなでしこジャパンを背負ってくれるであろう選手もいる。そういった選手を起用していきたいと考えているので、期待してください」と若手の起用も示唆した。