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アメリカのトランプ前大統領は24日、大統領に返り咲いた場合、自らが起訴されている連邦議会襲撃事件などを担当するスミス特別検察官を「2秒以内にクビにする」と述べました。

トランプ前大統領は24日に放送された保守系ラジオのインタビューで、自身が起訴されている事件をめぐる質問に答えました。大統領選挙に当選した場合、「自身への恩赦と特別検察官の解任ではどちらを選ぶか」と問われ、トランプ氏は「非常に簡単だ。2秒で特別検察官をクビにする」と述べました。

スミス特別検察官は、トランプ氏が2021年の連邦議会襲撃事件を扇動したとされる事件や、機密文書を自宅に持ち出したとされる事件を担当しています。

アメリカメディアは、特別検察官は大統領による任命ではないため、トランプ氏が直接、解任することはできないだろうとの見方を報じています。ただ別のメディアは、スミス氏を解任することで司法手続きを終わらせることができるとしています。