バーでメジャーデビュー記念イベントを行った不知火鈴香(右)とゲストで駆けつけた海蔵亮太

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 9月25日にメジャーデビューした新人演歌歌手・不知火鈴香(しらぬい・すずか=50)が24日、東京・SHOTBAR MAO ANNEX−SHINJUKU−で、メジャーデビュー記念イベントを開催。五十路でデビューと遅咲きながら「夢は紅白」と掲げた。

 不知火は中学時代に歌手を志したが、18歳で初産を経験し、子供7人&孫5人を抱える“ビッグマミー”として育児に奔走。熊本市内でバーを経営しており、紆余曲折を経て、メジャーデビューに至った。この日は“東京出張”という形でファンの前に姿を見せた。

 メジャーデビュー曲「良くない恋泣くよ」を披露し、ファンも合いの手で盛り上げに貢献。不知火は「デビューして東京で初めて歌った。明日でデビューから1カ月。段々実感が湧いてきた。応援してくださった方、夢のためにも走って行きたい」と気合を入れた。

 ビッグマミーだけに、自然と料理が得意になった。大家族だけに自炊で食費を節約としているといい、「まず外食はあまりしない。行くと『何だこの団体は?』と思われる。唐揚げは4キロ揚げます」と強烈エピソードを披露。駆けつけた観客も驚いている様子だった。

 この日は同じレコード会社で先輩歌手の海蔵亮太(34)が駆けつけた。世界最大のカラオケ大会で世界一に輝いた経験がある海蔵とカラオケで対決し、惜しくも敗戦。音楽業界の厳しさを目の当たりにしつつも、「リラックスして歌えて楽しかった」と顔をほころばせていた。