監督として初のドラフト会議を迎える岸田監督(撮影・佐藤厚)

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 オリックスは23日、都内でドラフト前日のスカウト会議を実施。福良GMは「(1位候補は高校生、大学生含め)3、4人に決まっています。明日決めます」と話した。

 ドラフト1位有力は、青学大・西川だ。5位に沈んだ今季、チーム打率・238、402得点と課題は明白。外野も固定できなかった。同大出身で元オリックスの吉田(現レッドソックス)が担った大学日本代表4番を、西川は3年生から務めた実績があり、高い資質を秘めている。

 球団は競合確実の関大・金丸も高く評価するが、補強ポイントでは大商大・渡部も西川同様候補に。高校生では福岡大大濠の柴田も名が挙がる。

 抽選の場合、くじ引き役は岸田新監督。オリックス・バファローズの歴史としては、ドラフト1位抽選結果(外れ1位も含む)は1勝15敗だ。岸田監督は「(競合なら)思い切って右手で行こうと思います」と話した。