こんにちは、ミーキャップ取材班のちひろです!

11月2日と3日に九州大学である「九大祭」の魅力をお伝えする記事の第2弾をお送りします。

深掘りするのは「九大歌唱王」というコンテスト! その名の通り、出場者の中から「九大イチののど自慢」を決める企画だそうです。

ただし、通常ののど自慢大会ではありません。カラオケ機械による採点に加え、観客の投票で入賞者が決まるんです!

そこで企画を担当した城戸佑介さん(工学部3年)と中島脩さん(共創学部3年)にインタビューしてきました。

■ミスコンを廃止して

早速、気になる部分を質問してみました。「九大歌唱王」は昨年の企画から変更したそうですね。理由は何でしょうか?

城戸さん「昨年は、それまでのコンテスト企画だったミスコンを廃止し、『九大王』を企画しました。個性あふれる九大生に、その個性を表現してもらうべく実施したイベントです。参加者や来場者の方のおかげで盛り上がりを見せましたが、本年度のコンテスト企画を考えるにあたって『同じ企画はちょっと…』という意見が委員の中から出たんです」

盛り上がったのであれば、同じ企画を続ければよいような気もしますが、あえて企画をブラッシュアップした理由が気になります。

城戸さん「一番の理由は『新規性がほしい』。昨年はパフォーマンスなら何でもありでしたが、毎年同じ企画だと同じ団体が入賞してしまう…という事態も考えられる気がして。それに、新たなことに挑戦するのは、後輩を含めて今後のためになるという考えがあります。本年度は新企画ということで粗削りな部分もあるかもしれませんが、実際にやってみたら新たな気づきが得られると思います。それを今後の九大祭に生かしていってほしいという思いがあります」

なるほど! やっぱり何事もやってみないと分からない部分は多くありますよね。今年のことだけでなく、未来も見据えているところが純粋にすごいなと思いました。

昨年の「九大王」の様子

■歴史に恥じぬよう

それでは「九大歌唱王」企画への思いや意気込みをお願いします!

城戸さん「九大祭のステージ企画の中でも、最後に行われる企画なんです。最後の目玉として盛り上げたい! 個人的にも、実行委員として関わる最後の九大祭なので、全力を尽くして運営し、後輩たちにバトンをつなげられるように頑張ります!」

中島さん「九大祭は今年で77回目。これまでの歴史に恥じぬよう、先輩から受け継いできたものを継承して、後輩たちにつなげていきたいです」

お二人とも九大祭への思いはもちろん、実行委員の後輩へ「つなげていきたい」という思いを持たれているのですね。77年の歴史と新規性の両立、そして未来を見据えての企画。「九大歌唱王」がとても楽しみになりました!

昨年の「九大祭」の様子

■「再演タイム」にも注目

さて、出演者にはどのような方がいるのでしょうか?

中島さん「それはぜひ九大祭のホームページやSNSをチェックしていただきたいです! 随時更新していくので、ぜひフォローしてみてください!」

最後に「九大歌唱王」の見所を教えてください!

城戸さん「見事1位となった方には、最後に歌を再演してもらいます! 『九大王』でも再演タイムはとても盛り上がったので、今年もぜひ期待してほしいです」

2日間の九大祭でも最後の最後にあるステージですもんね。私も絶対に見に行きます!

インタビューを通して、新企画を考えることの難しさ、これまでの九大祭の歴史と後輩への思いの両方を感じることができました。新たな企画「九大歌唱王」、要チェックです!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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