「厚生労働省食品安全情報」のX公式アカウントより

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 徳島県阿南市のお好み焼き店で、客が持ち込んだキノコを店で焼いて、店主や店内にいた客らが食べたところ、全員、嘔吐(おうと)や下痢の症状に見舞われたという報道がありました。

 厚生労働省が行う食品安全対策を中心に情報発信する「X」の公式アカウント「厚生労働省食品安全情報」で、「毒キノコの誤った見分け方の例」を紹介しています。

 公式アカウントでは、「派手な色をしている」「塩漬けすれば食べられる」「茎が縦の裂けるキノコは食べられる」「虫が食べるキノコは人間も食べられる」「ナスと一緒に煮ると毒が消える」という誤った例を紹介しています。

 さらに、「食べないで!毒キノコ」と題し、「毎年、秋のキノコ狩りシーズンには、毒キノコを原因とする食中毒が発生しています」「食用と確実に判断できないキノコは絶対に採らない!食べない!売らない!人にあげない!」というコメントも添えています。さらに、「体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を!」と促しています。