ブラジル代表でも得点を量産してきたネイマール photo/Getty Images

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現在ミランからフィオレンティーナにレンタル移籍しているMFヤシン・アドリは、パリ・サンジェルマンのアカデミーより出てきた選手だ。そのアドリにとってパリで忘れられない記憶となっているのが、ブラジル代表FWネイマールの衝撃だ。

ネイマールは2017年にバルセロナからPSGに移籍したが、PSGではまさに王様のような存在だった。そのテクニックには若かったアドリも衝撃を受けたようで、元ブラジル代表FWロナウジーニョよりも優れた実力者だと絶賛する。

「ネイマールがパリに来た時、まるで宇宙人のようだった。彼がやること全てが並外れているんだ。パス、ドリブル、何でも出来た。チームのミニゲームでも、彼はボールを失わない。1回のミニゲームで7〜8ゴールは決めていたよ。マシーンのようだったね。あんな選手は見たことがない。時折ネイマール、ロナウジーニョに関して議論になることがあるけど、ネイマールはロナウジーニョよりもずっと優れているよ。ネイマールは凄すぎる。僕にとって、彼はメッシ、C・ロナウドより少しだけ下の位置なんだ」(『RMC Sport』より)。

PSGでは徐々に後輩のキリアン・ムバッペがエースになっていったところがあるが、ネイマールはやや過小評価されているのかもしれない。ブラジル代表でも歴代最多得点記録を更新しており、アドリの評価も大袈裟ではないか。