三田佳子

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 女優の三田佳子が19日、17日に俳優・西田敏行さんが死去したことを受けて、自身のブログで故人への思いをつづった。

 三田は「西田敏行さん、あまりに突然のお別れに言葉もありません」と沈痛な胸の内を吐露。「遡れば50年前、ドラマ『私という他人』に、当時有望株の新人として、出演されたのが最初の共演でしたね」と出会いを振り返った。

 1990年には「第41回NHK紅白歌合戦」で、西田さんが白組司会、三田が2度目となる紅組司会を務めた。当時の2ショットも投稿し「ふたりの丁々発止のやり取り。白組歌手としても、西田さんはヒット曲『もしもピアノが弾けたなら』を歌ってくれました。4時間半の生放送、ドキドキだけど楽しかったわね」と在りし日を懐かしんだ。

 その後も「うぬぼれ刑事」(2010年、TBS系)などで共演。人気ドラマシリーズ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)では、西田さんは米倉涼子演じる主人公を目の敵にする病院長、三田は次期院長候補役を演じ「お互いに癖の強い役を、阿吽(あうん)の呼吸で芝居できたことが忘れられません」と最後まで戦友だった西田さんの熱演をたたえた。

 長文で思いをつづったブログは「最後まで役者魂に溢(あふ)れ、挑戦を忘れなかったレジェンド西田敏行さん!7つも年上の私より先に逝ってしまうなんて!残念で…ほんとうに残念でなりません。ご冥福を心よりお祈りします」と追悼の言葉で締めくくられた。