「CanCam」元トップモデルの夜遊び告白でわかった「礼儀知らず・非常識・汚い」本当の顔

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 雑誌の表紙を飾ったり、イベントでランウェイを華麗にウォーキングしたりと、華やかなイメージがあり、世の女性たちの憧れの的となっている、人気女性雑誌のモデルたち。表舞台では眩しいばかりの輝きを放っているが、決してリスペクトできない言動や裏事情がある。

 10月16日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)には、1990年代にファッション誌「CanCam」のトップモデルとして活躍していた長谷川理恵と中林美和が登場し、当時の夜遊び事情を明かしている。

 2人は頻繁にクラブに通っており、並ばずに顔パスで入場できたことはもちろん、提供されるテキーラなどのアルコールは常に誰かしらが奢ってくれたため、タダで遊ぶことができたという。

 帰るまでに一度も財布を触ることがないのは当たり前。誰が奢ってくれたかを確認することすらなく「お礼なんか言ってたのかな…わかんない」と苦笑いするのだった。

 人気絶頂期にどれだけ特別扱いされていたかがわかる、ちょっとした自慢エピソードだ。しかし、奢ってくれた相手にお礼すら伝えていないことに「そんな恥ずかしい話をよくテレビで話せるものだ」との声が。

 自己顕示欲の強いモデルたちの「マナー違反」の例はいくらでもある。2018年に大問題になったのは、アメリカの人気アーティスト、ブルーノ・マーズのさいたまスーパーアリーナでの来日公演だ。最前列で鑑賞していた雑誌「non-no」の元専属モデルだった野崎萌香、七菜香らがブルーノが歌唱中にもかかわらず、ステージに背を向け、スマートフォンで自撮り動画を撮影。これに激怒したブルーノから、タオルを投げつけられる騒動に発展した。

 野崎らはブルーノが自分たちにタオルをプレゼントしてくれたと勘違いして喜びを爆発させ、問題のシーンが収められた自撮り動画をSNSにアップ。大炎上を招いた。

 クラブで朝まで飲んで翌日に撮影、ということは頻繁にあり、長谷川いわく、

「前日のメークが残っているので、怒られる前に編集部のトイレで顔を洗っていた。でも髪の毛は無理だったね」

 雑誌編集部のトイレでの行状を明かしたのだった。

 まるで、頭髪検査や持ち物検査前の遊び人女子高校生と変わらない光景である。

 3時のヒロイン・福田麻貴は、モデルが多数出演するファッションイベントに出演した際、女性用トイレの汚さに驚いたという。紙吹雪が撒かれているのかと勘違いするほどの惨状で、散らかったトイレットペーパーを見ながら「ここに来てるのって、ほとんどモデルやんね…」と衝撃を受けている。

「東京ガールズコレクション」でMCを務めた経験があるパンサーの尾形貴弘は、舞台袖から聞こえたモデルたちの殺気に満ちた舌打ちに戦慄を覚えたことを、トーク番組で暴露している。

 掘り下げれば掘り下げるほど幻滅するネタが出てきそうな、モデル業界の裏話。憧れる人たちには「知らぬが仏」という状況が望ましいのかもしれない。

(本多ヒロシ)