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『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは、ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」(2022‐)が大ヒットしてユニバースが拡大中だ。ゴラムを主人公に描く『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム(原題:Lord of the Rings: The Hunt for Gollum)』も発表され、オリジナル3部作のキャストが次々に復帰を希望する声を上げているが、エルロンド役を演じたヒューゴ・ウィーヴィングは違う考えのようだ。

オリジナル3部作と『ホビット 思いがけない冒険』(2012)『ホビット 決戦のゆくえ』(2014)でウィーヴィングが演じたエルロンドは、半エルフで不老不死のキャラクター。ウィーヴィングは、威厳とカリスマ性を感じさせる演技で圧倒的な存在感を放っていた。

その姿をもう一度見たいというファンは少なくないはずだが、米のインタビューでウィーヴィングは、「個人的には、もう十分です」と反応。「10年間にわたって、ニュージーランドを行き来できたのは最高でした」と付け加えたが、エルロンド役を再演する気はないという。

ウィーヴィングは、『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』3部作で監督を務めたピーター・ジャクソンと脚本のフラン・ウォルシュと、2018年に公開されたSFアクション映画『移動都市/モータル・エンジン』で再タッグを組み、次の大作シリーズになるはずだったが失敗に終わったと説明。「だから、もう中つ国にはウンザリなんです。誰も、僕に再演してくれと頼むことはないと思います」と語っている。

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その他の理由として、仮に復帰を望んだとしても、不老不死のエルロンドを演じるには無理があるのではないかと疑問を呈したウィーヴィング。「エルロンドは不死身のはずなのに、僕は年を取っています。エルロンドは、『シルマリルの物語』と『指輪物語』、『ホビットの冒険』にわたって登場する数少ない3~4人のキャラクターの一人じゃないかな」と述べている。

また、「『ホビット』の撮影は少しバカげたものになり始めていた」と振り返り、「あのシリーズに参加できて嬉しかったですが、もう関わる計画も希望もありません」と断言した。なおウィーヴィングは、それぞれは異なるが、『マトリックス』と『アベンジャーズ』シリーズにもしていない。

『ロード・オブ・ザ・リング:ザ・ハント・フォー・ゴラム』については、ガンダルフ役を演じた、レゴラス役の、アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンがカムバックに前向きなを見せている。

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