風間杜夫ひとり芝居 『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』舞台写真

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2024年10月11日(金)~10月17日(木)下北沢 本多劇場にて、「風間杜夫ひとり芝居『カラオケマン ミッション・インポッシブル ~牛山明、バンコクに死す~』」が上演される。まもなく東京公演が開幕する本公演のキャストコメントと、ゲネプロでの舞台写真が公開された。

撮影:金井恵蓮

撮影:金井恵蓮

撮影:金井恵蓮

1997年から2010年までに全五部作で、日本を始め世界を股にかけ上演された、風間杜夫ひとり芝居「牛山明シリーズ」。2003年には三部作一挙上演で、数々の演劇賞を受賞。2010年には集大成として五部作を一挙上演し、前人未到の5時間15分を演じるなど演劇史に多くの歴史を刻んだ。この時を最後にシリーズに幕をおろしたと思われたが、2021年『帰ってきたカラオケマン』で11年ぶりに牛山明が復活。その優れた演技が評価され、風間杜夫が毎日芸術賞を受賞した。

撮影:金井恵蓮

撮影:金井恵蓮

撮影:金井恵蓮

そしてシリーズ第8弾となる今作で、彼が向かったのはなんとタイのバンコク。失踪した元部下の救出に向かうことになるが、一筋縄ではいかない。後期高齢者の牛山が、様々なアクシデントに見舞われながらも文字通り体を張って、バンコクの街を駆け回る。果たして牛山明はミッションをクリアして、無事に日本に戻れるのか。

撮影:金井恵蓮

撮影:金井恵蓮

作・演出は27年間風間杜夫ひとり芝居でタッグを組んできた、水谷龍二が務める。

風間杜夫 コメント

撮影:金井恵蓮

初めてひとり芝居で舞台に立ったのが1997年。当時40代後半の団塊の世代への応援歌のつもりで、カラオケを武器に日夜働くサラリーマン牛山明を、等身大に演じた。当初は一人きりの舞台に怖さを感じたが、いつしか相手役が見えるようになり、牛山明でいることが楽しくなり、日本全国のみならず海外にも飛んで、歌い演じ続けた。主人公・牛山明も、僕と一緒に27年の歳月を生きて75歳であるが、老いてなおパワフル。団塊世代の人生はまだまだ続く。現代を生きる牛山明を楽しく見届けて頂ければ、こんなに嬉しいことはない。