Nothing、Android 15ベースの次期プラットフォーム「Nothing OS 3.0」の正式版を今年12月にリリース!一般向けベータ版は10月に提供開始
Android 15ベースの次期プラットフォーム「Nothing OS 3.0」の正式版が今年12月に提供開始予定! |
Nothing Technologyは24日(現地時間)、イギリス・ロンドンおよびオンラインにてイベント「Introducing Ear (open) and OS 3.0」を開催し、同社が展開する「Nothing」ブランド初のオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「Ear (open)」を発表し、日本市場でも公式Webサイト( https://jp.nothing.tech/ )内の公式Webストアにて発売されます。
合わせて最新バージョン「Android 15」をベースにした次期バージョン「Nothing OS 3.0」についてまずは2024年10月に一般向けベータプログラムが提供開始され、正式版を2024年12月にリリースする予定だとしています。なお、Nothing OS 3.0はすでに今年5月より開発者向けプレビュープログラムが5G対応スマホ「Nothing Phone (2a)」および「Nothing Phone (2)」に提供されています。
Nothingではスマホ向けにNothing OSを開発・提供しており、現在はAndroid 14ベースの「Nothing OS 2.x」がNothing PhoneシリーズやCMF Phone 1に搭載されています。そんなNothing OSにおいて最新のAndroid 15をベースにした次期バージョンとなるNothing OS 3.0についてイベントで紹介され、合わせて今年10月にベータ版が、今年12月に正式版がリリースされることが明らかにされました。
<Nothing OS 3.0の主な特徴>
・Nothing Gallery:カメラとギャラリー間の切り替えがより高速・シームレスになって最大25%高速化されます。
・自動画像分類、背景除去、メモリーハイライなどのAI機能が含まれます。12月にリリースされる新しいギャラリーはNothingによるユニークなインターフェースを踏襲し、Google フォトでは実現できなかった体験を可能にします。
・ロック画面の再設計:ロック画面を刷新してスペース効率はさらに最適化されます。またカスタマイズ オプションをさらに追加してウィジェット領域を拡張しました。さらに新しい文字盤のデザインを追加しました。
・クイック設定メニュー:ホーム画面と同じグリッド上に配置され、並べ替えや拡大などといったより詳細なカスタマイズが可能になります。またコミュニティーからのリクエストに応えて「自動明るさ調整」機能が追加され、自動明るさ調整機能アイコンをタップするだけでオン/オフを切り替えることができるようになります。
・スマート ドロワー:AIによってアプリを分類して時間帯やスマホの使用状況などの要素に基づいて次に使う可能性が高いアプリを表示します。またお気に入りのアプリをピン留めして簡単にアクセスしたり、素早く操作したりすることもできます。
・新しいカウントダウンウィジェット:重要な日付、過去のイベントからの日数、誕生日の進行状況バーなどといった複数のカウントダウンを追跡できます。
・新しい共有ウィジェット:歩数、使用時間、写真、天気などの同期されたコンテンツを他の人と共有して利用者同士でつながることができます。またステッカーやリアクションなどの楽しいインタラクションが追加され、惑うことなく簡単につながりを保つことができます。
・タイポグラフィ:Nothing OS全体のタイポグラフィを見直して改良し、読みやすく操作しやすくしました。
・ドット エンジン:ドットはNothingのデザインの中心です。新しいドットエンジンよるアニメーションはOS全般で視覚的なフィードバックを提供し、まるで生きたピクセル表示のような心地よい動きを生み出します。
記事執筆:memn0ck
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