橋下徹氏(2023年7月撮影)

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大阪市長で弁護士の橋下徹氏(54)が27日、TBS系「ゴゴスマ」(月〜金曜午後1時55分)に出演。自民党総裁選について言及した。

過去最多の9名が立候補した総裁選は27日投開票され、1回目の投票では過半数を獲得した候補がおらず、党員票、国会議員票で獲得票数の上位2人となった石破茂元幹事長(67)と高市早苗経済安保相(63)による決選投票となった。

当初「本命」とみられていた小泉進次郎元環境相(43)は、決選投票に残ることができなかった。

小泉氏に関して「確定的には言い切れないですが、僕が感じる限りは大手メディアが役割を果たしたと思う」と言及。「政治討論番組で多くの人に討論の状況を視聴者に伝える中で、小泉さんの討論能力に弱点や不安を感じた人が多くいたと思う」とした。

続けて「最初の表明の時には、この路線で改革で行くのかと思ったら、経験豊富な人たちに囲まれると集中砲火を浴びて、それに対して答えきれなかった」と指摘。「小泉さんはもっと政治討論番組に出て、嫌なコメンテーターから質問を浴び、反論していくこと…経験不足が出て不安が広がったのかと思います」とコメントした。

総裁選には、小林鷹之前経済安保相(49)林芳正官房長官(63)上川陽子外相(71)加藤勝信元官房長官(68)河野太郎デジタル相(61)茂木敏充幹事長(68)も立候補していた。