『スカイキャッスル』松下奈緒ら笑顔でクランクアップ 「“ひとつの財産”になりました」
松下奈緒主演の木曜ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日系)がクランクアップを迎えた。
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本作は、華麗なる勝ち組セレブ妻たちが暮らす高級住宅街「スカイキャッスル」を舞台に繰り広げられる“ドロ沼マウントバトル・サスペンス”。松下を筆頭に、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が集結し、生き馬の目を抜く壮絶バトルで激突する。
ひと足先にオールアップを迎えたのは小雪。ドラマ内では謎多き暗躍を続ける受験コーディネーター・九条彩香を演じ、主人公・浅見紗英(松下奈緒)らを震え上がらせたが、松下から花束を渡されると、満面の笑みでハグ。「特殊なドラマではありましたが、(それゆえの)貴重な体験をありがとうございました。楽しかったです」と、声を弾ませた。
それから数日後、浅見家のリビングで、セレブ妻たちを演じた松下、木村、比嘉、高橋がそろってオールアップ。紗英役を通して乱高下の人生を疑似体験してきた松下は「いろんな意味でチャレンジングなことが多い役柄でしたが、素敵な俳優の皆さんと同じ目線でいろんな演技ができ、私にとって“ひとつの財産”になりました。明日からは、目の奥は笑わずに笑顔になることがない……と思うと寂しくもありますが(笑)、もう何の後悔もない! あとは安心して最終回まで見届けたいです」と、充実感をにじませながら挨拶。その直後には「いえ~い!」と叫びながら思いっきりバンザイ、軽快なダンスでクランクアップの喜びと感謝を表現した。
また、紗英とは深い因縁のあるスカイキャッスルの新住民・南沢泉を演じた木村は、「このセットで皆さんと一緒にクランクアップできることがすごくうれしいです。と同時に、作品の登場人物同様にこれから、みんなもそれぞれの道を進んでいくと考えると、切なくなってしまいました。この現場は安定剤みたいな存在で、ずっと楽しくて! ずっとここにいたいなって、心から願う現場でした」と、感慨深げな笑顔で挨拶。
かたや意を決し、モラハラ夫に果敢に立ち向かっていく気高きセレブ妻・二階堂杏子を演じた比嘉は「(夫が息子のために作った勉強部屋の)壁をぶち破るわ、(夫が大切にする)ピラミッドを壊すわ……この役を演じさせていただいたおかげで、新しい自分の一面を見つけることができました(笑)。いろいろ経験させていただき、ありがとうございました!」と笑みを浮かべた。
さらに、周囲に流されがちではあるものの、チャーミングな一面を持つ夏目美咲を演じた高橋は「皆さんと会うと心から癒やされて、オアシスのような現場でした! たくさん笑顔にならせていただき、いつも幸せでした」とニッコリ。撮影現場は最後まで和気あいあいとした空気に包まれていた。
(文=リアルサウンド編集部)